【メルセデスベンツ EQB】EV第3弾は「コンパクトな7人乗りSUV」[詳細画像]

メルセデスベンツ EQB250
メルセデスベンツ EQB250全 40 枚

メルセデス・ベンツ日本が7月14日から発売している電気自動車第3弾の『EQB』。今回は前輪駆動の「EQB 250」及び四輪駆動の「EQB 350 4MATIC」、この両モデルの内外装を写真40枚と共にご紹介する。

シンプルかつ力強い、EQ独自のデザイン

EQBは、『GLB』をベースとしながらもメルセデスベンツのデザインの基本思想である「センシュアル・ピュリティ(官能的純粋)」をより先進的に表現する「プログレッシブ・ラグジュアリー」というコンセプトの下にまとめられている。

筋肉質でエモーショナルな都市型SUVとしてのプロポーションを実現しつつ、タイヤをボディの4隅に配置することで居住空間を最大限確保することで実用性も保たれている。

メルセデスベンツ EQB250メルセデスベンツ EQB250

フロントには、中央にスリーポインテッドスターを配したブラックパネルグリルを採用している。水平に伸びる光ファイバーのデイタイムランニングライトの帯は、フルLEDヘッドライトにつながり昼夜を問わず容易に識別できるデザインとなっている。

サイドビューは、ベースとなるGLBを色濃く残しながらも輪郭のはっきりしたショルダー部が特徴で、後方にいくにしたがってリヤフェンダー周辺に筋肉質な印象を与えるベルトラインが安定感を強調している。リアエンドのLEDリアコンビネーションランプは、ライトストリップと途切れることなく一体化しており、リアエンドの幅を強調するデザインとなっている。

メルセデスベンツ EQB250メルセデスベンツ EQB250

全体としてメルセデスEQ独自のデザインを取り入れながら、都市型SUVの特徴であるシンプルな造形と、力強い動力性能やスタビリティの高い操縦性などを想起させる佇まいを両立させている。

先進的かつ実用的なインテリア

インテリアにもEQ独自のデザイン要素が採用されている。アルミニウムルックのチューブ形状デザインをドアやコンソール、助手席側ダッシュボードに施し、室内のしっかりとしたしつらえを強調している。前席エアアウトレットやクルマのキーなどに見られる、ローズゴールドの色彩はモーターのコイルの色をモチーフにしており、EVであることをさりげなく主張している。

メルセデスベンツ EQB250メルセデスベンツ EQB250

そしてインテリアにおける最大の特徴は3列シートを有しているということ。スクエアで車高が高く、かつ2,830mmと長いホイールベースを活かして、EQBの後部には折り畳み可能、対応身長165cmの3列目シートが用意されている。

メルセデスベンツ EQB350 4MATICメルセデスベンツ EQB350 4MATIC

メーカー希望小売価格(消費税込み)は「EQB 250」が788万円、「EQB 350 4MATIC」が870万円となっている。

《最上 佳樹》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  2. ウィラーエクスプレス、2026年春から高卒採用を開始…免許全額会社負担、独自のキャリアプランを発表
  3. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  4. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  5. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る