物流システムで作成した運行計画を「トラックカーナビ」に反映、連携機能の提供開始

システム連携機能
システム連携機能全 4 枚

ナビタイムジャパンは9月5日、トラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ」を様々な物流システムと連携できる「システム連携機能」の提供を開始した。

[画像:運行計画の連携・ルート検索]

新機能はトラックカーナビプレミアムプラスコースの法人契約をしている企業が対象。利用中の物流システムに「トラックカーナビ連携リンク」を埋め込むことでトラックカーナビを直接起動できるようになる。管理者が物流システムで作成した運行計画を、正確かつ簡単にトラックカーナビへ反映。管理者の運行指示の効率化とドライバーのルート入力作業時間や転記ミスのリスクを削減できる。

物流システムにドライバー向けの機能がない場合、運行指示書等にある運行計画をドライバー自身がカーナビに入力をする必要があり、伝達・入力ミスのリスクや入力の手間が発生している。新機能では、物流システムからメール等で共有されたURLリンクをドライバーのスマートフォンでタップするだけで、運行計画が反映された状態でトラックカーナビを起動可能。正確かつ簡単にドライバーが運行ルートを確認・走行開始できる。ルートではなく地点リストでの連携や、途中で目的地を追加したい場合、高速道路の指定した区間のみを走行してほしい場合には、地点単位・インターチェンジ(IC)単位での反映もできる。

また、物流システム側でシステム連携設定を行うと、法人契約をしていないトラックカーナビプレミアムプラス会員とも連携が可能。パートナー企業や個人事業主のドライバーとも物流システムに埋め込んだトラックカーナビ連携リンクと連携し、運行計画や地点の共有が可能となる。


《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る