車内置き去り防止うながす放送、後部座席まで行かないとOFFできない レゾナント・システムズ

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(イメージ)全 3 枚

交通機器開発販売やシステムインテグレーション事業を展開するレゾナント・システムズ(本社:横浜市)は9月16日、バス乗務員の車内点検確認作業をサポートする「車内点検注意喚起放送装置KMK-810」を発売した。

レゾナント・システムズでは、バス/トラック他業務用車両向けに、右左折の際の歩行者へ注意喚起のアナウンスや、バックギアやパーキングブレーキ確認など、ドライバー向けの注意喚起をする装置を提供している。昨今、顧客から、バス終点時の乗客の降車確認や車内の点検・確認を促す機能について問い合わせが増え、KMK-810の開発に至ったという。

KMK-810は、スクールバスや送迎バス、路線バスなどの運転手に対し、音声で車両の車内点検を促す。車両のスイッチやキーをOFFにすると放送が始まり、点検完了後赤いボタンを押すまで繰り返し放送される。例えばバスの後部座席位置に装置を設置し、車内を通らないと操作できないようにすることで、確認漏れの可能性を小さくできる。

デフォルト設定の放送以外に、要望に応じた音声に変更も可能(130秒以内)。音声にメロディを付け加えたり、タイマー放送もできる。

本体価格は3万3000円から。これに取付工事費が別途かかる。

運用例運用例

《高木啓》

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