ウイルス不活性化の新技術、新型コロナに対して期待 日産など共同開発

ウイルス感染の仕組み
ウイルス感染の仕組み全 2 枚

日産自動車は9月21日、東北大学 薬学研究科などと共同で「常温暗所でも効果を発揮する空気酸化触媒活性種によるウイルス不活性化技術」を開発したと発表した。

本技術は、有機ニトロキシルラジカル酸化触媒(ラジカル触媒)を活用することが特徴。ラジカル触媒は添加剤として、自動車用塗料の高分子基材のほか、内外装材に使われる繊維材料や有機高分子材料に使用されており、長期間にわたり、ひび割れや退色等、光劣化反応を抑制する効果がある。触媒作用を向上させる物質(助触媒)と協働し、空気中の酸素を酸化剤として様々な有機化合物を酸化。また、通常、酸化には光照射が必要だが、常温暗所でも効果を発揮する。


《纐纈敏也@DAYS》

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. VWの高性能小型EV『ID.3 GTX』、2代目ゴルフに着想の「FIRE+ICE」限定発売へ
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. ダイハツの新型『ムーヴ』が絶好調!「スライドドア化は正解」「やるじゃんダイハツ」と評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る