ハーレー「ブルースカイヘブン」が4年ぶりに復活、Charaら豪華アーティストにレア車お披露目も

4年ぶりに開催された「ブルースカイヘブン2022」
4年ぶりに開催された「ブルースカイヘブン2022」全 29 枚

直線番長たちが怒涛の走りを披露

モーターサイクル、キャンプ、音楽が融合したハーレーダビッドソンジャパン主催のイベント「ブルースカイヘブン」が、4年ぶりに開催された。2022年9月17日(土)、18日(日)の2日間にわたっておこなわれた「ブルースカイヘブン2022」は、「BLUE SKY OASIS」と「BLUE SKY PADDOCK」の2つのメインエリアを中心に、ライダーもキャンパーも家族連れも、誰でも楽しめるプログラムが満載となっていた。

【画像全29枚】

土曜日は、ハーレーだけで競うドラッグレース「V.D.A.」(V-Twin Drag race Association)で幕を開けると、全米ドラッグレース最高峰Top Fuelクラスに30年以上現役で参戦し続けるドラッグレーサー、重松健氏によるデモンストレーション走行が披露された。

話題のレアモデルを本邦初公開

ハーレーダビッドソンジャパンの野田社長は、H-D社リードデザイナーであるダイス長尾氏とともに、ニューモデル『ローライダー エルディアブロ』を本邦初公開。世界限定1500台、日本導入139台の話題作を、日本のファンが初めて目の当たりにした瞬間であった。

日本を代表するエクストリームライダー木下真輔氏と、フラットトラック世界選手権を戦う唯一の日本人ライダー大森雅俊氏によるバイクスタントショーも、迫力のアクションの連続で観客を魅了し続ける。

参加型プログラムが面白い!

「BLUE SKY PADDOCK」では、ハーレーダビッドソン最新モデルや純正カスタムの展示をはじめ、メカニック最高峰マスターテクニシャンによるエンジン分解ショーもおこなわれた。

「ナイトスター」でテクニカルな難コースをゆっくりと走り、速すぎず遅すぎ規定タイムを目指して走る「バトルトラックス」には、多くのライダーが挑戦し大盛況。ストライダー体験のできるキッズエリアもあり、参加型のプログラムも人気を集める。

また、ハーレー専門誌『ウィズハーレー』によるWITHHARLEYヴィレッジも設置され、専門誌ならではのブースが立ち並ぶとともに、「WITHHARLEYハーレー女子トークショー」も開催。フレッシュなハーレー女子たちにとっては、ブルスカを体験するのは今回が初めてで、「こんなに楽しいイベントがあるなんて、知りませんでした。ハーレー乗りになってよかったです」と、ハーレーの世界観をたっぷりと満喫した様子であった。

「Pan America Dirt Rider’s Club」では、モーターサイクルインストラクターのケニー佐川氏のほか、エンデューロレース国際A級ライダーの和泉 拓氏、YouTuberとしても活躍中のスタントライダー小川裕之氏が講師に。

Liveステージには豪華すぎるアーティストたち

音楽マルチメディア「block.fm」がプロデュースする音楽ステージでは、豪華アーティストによるライブパフォーマンスが続く。

Charaをはじめ、Daoko (DJ set)、KO KIMURA、MONDO GROSSO/SHINICHI OSAWA、SIRUP、☆Taku Takahashi(m-flo)、YonYon、YOSA & TAAR、全8組がライブやDJパフォーマンスをおこない、会場をわかせた。

恒例のプログラムを堪能

自分の愛車で国際格式のレーシングコースをゆっくりと走行できる「H.O.G.チャプターパレード」は、恒例の人気コンテンツ。ここで仲間たちと走ることを楽しみに、ブルスカに参加する人も少なくない。土曜日の夜は「ブルースカイ・ファイヤーワークス」、花火で締めくくられる。

キャンプサイトでは、仲間たちとの宴が続く。富士の麓での、恒例のイベントがまた帰ってきた。来場者たちは、終始笑顔を絶やさなかった。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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