ベントレーの最強オープンカー、「ビバリーヒルズ・コレクション」登場…ハリウッドの黄金時代に着想

1台はジェットストリームブルーのボディカラー

パステル調のセージグリーンの1台と淡いハリウッドブラッシュピンクの1台

659hpの12気筒ツインターボ搭載で0~100km/h加速3.7秒

ベントレー・コンチネンタル GTC スピード の「ビバリーヒルズ・コレクション」
ベントレー・コンチネンタル GTC スピード の「ビバリーヒルズ・コレクション」全 10 枚

ベントレーは10月4日、2ドア4シーターオープンの『コンチネンタルGTCスピード』をベースに、「マリナー」がハリウッドの黄金時代を思い起こさせる色と仕上げを施した3台の限定車「ビバリーヒルズ・コレクション」を米国で発表した。

3台は、ジェットストリームブルー、セージグリーン、ハリウッドブラッシュピンクで仕上げられ、アールデコ時代の色彩が再現されている。

◆1台はジェットストリームブルーのボディカラー

ベントレー・コンチネンタル GTC スピード の「ビバリーヒルズ・コレクション」ベントレー・コンチネンタル GTC スピード の「ビバリーヒルズ・コレクション」

3台のビバリーヒルズ特別仕様車のうち、最初のコンチネンタル GTCスピードは、ボディワークと22インチ10スポークホイールに、「ジェットストリームII」と呼ばれる仕上げを施した。ホイールエッジには、ピンストライプがさりげなく添えられている。

インテリアのハイライトは、リネンのメインハイドとコントラストステッチ、インペリアルブルーのセカンダリーハイドだ。ピアノリネンとインペリアルブルーの2色のウッドパネルを採用した。ウエストレールからダッシュボードにかけて、光沢のある仕上げとなっている。

全モデルに、スタイリング、ツーリング、シティモードが搭載された。ハリウッドの黄金時代を彷彿とさせる「The Beverly Hills」の文字が、1930年代の書体でイルミネーションシルプレートにあしらわれている。

◆パステル調のセージグリーンの1台と淡いハリウッドブラッシュピンクの1台

ベントレー・コンチネンタル GTC スピード の「ビバリーヒルズ・コレクション」ベントレー・コンチネンタル GTC スピード の「ビバリーヒルズ・コレクション」

ビバリーヒルズの2台目は、1台目の仕様を踏襲しつつ、パステル調のセージグリーンをボディとホイールの主要色として採用した。インテリアは、カンブリアグリーンとリネンの2色使いで、ダッシュボードとウエストレールに同じ2色のウッドパネルを使用している。

最後の1台は、繊細で淡いハリウッドブラッシュピンクで仕上げられた。リネンをメインハイドに、深紅のクリケットボールハイドをセカンダリーハイドに使用したインテリアがコントラストを生み出している。ダッシュボードとウエストレールの2色のウッドパネルも、同じ2色が選ばれている。

3台のビバリーヒルズ・コレクションは、過ぎ去ったオールドハリウッドの時代を彷彿とさせるのが狙いだ。大胆なホワイトウォールタイヤ、ソフトなカラーパレット、クラシックカーのクラスを表現するユニークなデザインなど、当時のスピリットを凝縮しているという。

◆659hpの12気筒ツインターボ搭載で0~100km/h加速3.7秒

6.0リットルW12気筒ガソリンツインターボ「TSI」エンジンを搭載する。最大出力は659ps、最大トルクは91.8kgmを引き出す。0~100km/h加速は3.7秒、最高速は335km/hの性能を発揮する。

スポーツモードでは、シフトアップのタイミングを遅らせ、シフトダウンを早めることにより、W12ツインターボエンジンがパワーバンドに長く留まるようチューニングされている。さらに、スポーツモードではスタンダードなW12モデルと比べて、8速デュアルクラッチトランスミッションが2倍の速さで変速する。始動時とシフトダウン時のエキゾースト特性も強化されている。

ルーフは、Z型に折りたたまれる構造で、19秒で開閉できる。ボタンをワンタッチすれば、クーペからオープントップモデルに変身する。走行中も50km/h以下なら、開閉が行える、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ショッピングセンターに320台の名車・旧車が大集結…第5回昭和平成オールドカー展示会
  2. 「通勤とか買い物にちょうどよさそう」オシャレ系特定小型原付『ウォンキー』にSNSでは反響
  3. 『V』クラスより上級のミニバンか? メルセデスベンツが2026年に『VLE』『VLS』導入へ…上海モーターショー2025
  4. 【VW ゴルフGTI 新型試乗】自動車を運転することが楽しかった時代に引き戻される…中村孝仁
  5. 普通免許で乗れる「電動トゥクトゥク」、64万9000円から予約開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 東レ、偏光サングラスでの利用を可能にする新たなHUD技術を開発…フロントガラス全面展開も視野に
  2. AI家電を車内に搭載!? 日本導入予定の新型EV『PV5』が大胆なコンセプトカーに
  3. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  4. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る