ロータス エミーラ 生産型を日本公開、今後の計画も明らかに…JAPAN LOTUS DAY 2022

ロータス エミーラV6
ロータス エミーラV6全 18 枚

ロータスの輸入元であるエルシーアイは10月9日、富士スピードウェイにおいて「JAPAN LOTUS DAY 2022」を開催。スポーツカー『エミーラ』の生産モデルを展示するとともに、アジアパシフィック担当より、今後の計画などが明かされた。

【画像全18枚】

◆4気筒のエミーラは来年中ごろ

前回エミーラが日本で公開されたのは東京オートサロン2022でのことだった。そのモデルはプロトタイプで内装等はまだ完全に仕上がっていなかったが、今回展示されたのはまさに量産バージョンだ。ロータスアジアパシフィックミドルイーストリージョナルディレクターのダニエル・バルマー氏は、「2か月前から生産が開始され、ヘセルの生産ラインで日本向けの最初の1台ができあがった」と明かす。今回の展示車はV型6気筒エンジンだが、「来年の中頃に、I4(インライン4)のAMGのエンジン搭載車をお披露目できるだろう」と述べた。

現在ロータスはジーリーと提携し巨額の資金を投入し工場を刷新。「『エリーゼ』、『エキシージ』、『エヴォーラ』合計で年間1500台ほどだったが、新工場ではエミーラのみで年間7000台の生産能力がある」という。これは、「全世界からのエミーラの反響が驚くほど高かったからだ」とコメントした。

ロータス エミーラV6ロータス エミーラV6

◆エレトレは来年のどこかで

今後ロータスはEV化へ舵を切っていく。しかし、「EVの世の中になったとしても、ロータスはモータースポーツに貢献し、我々の戦略でもモータースポーツへの投資を増やしていくことが明記されている」と語る。その理由は、「ユーザーがロータスにモータースポーツの要素を見て取っていることが分かっているからだ」とダニエル氏。その1台が昨年発表された『エミーラGT4』だ。「今年の年末までに生産が開始され、最初に注文したお客様の手元には来年の早いうちにエミーラGT4を納車できるだろう」と述べる。

ロータス・エミーラ GT4ロータス・エミーラ GT4

今年3月、ロータスは、「ロータスの未来がバッテリーを搭載した電気自動車にあること」を世界に発表。そのうえで、「中国で製造する新しいSUV、『エレトレ』を開発し、来年の需要に合わせて投入する予定だ」と述べ、「この電動SUVをハイパーSUVと呼んでいる。ロータスのDNAに忠実な非常に高性能な電動ハイパーSUVは、初めての車種だが大きな期待を寄せている」と話す。

ロータス・エレトレロータス・エレトレ

その後についてもダニエル氏は、「3車種のEVを投入する」という。その内訳は、「ライトウェイトのEVスポーツカーと4ドアセダン。もう1車種は本当にスペシャルなSUVだ」と公表。そして、「EVをもっと自由にすることが、ロータスの未来に大きな投資をすることだ。そして、2028年に私たちが80歳になる頃には、今日のロータスとは全く異なる性能の自動車ブランドとなっていることでだろう」と未来を語った。

ロータスカーズが開発中の電動4モデルロータスカーズが開発中の電動4モデルロータスカーズが開発中の電動モデル。2023年に登場する「タイプ133」というコードネームのEセグメントの4ドアクーペと見られるロータスカーズが開発中の電動モデル。2023年に登場する「タイプ133」というコードネームのEセグメントの4ドアクーペと見られる

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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