国土交通省は、雪道でスタックした大・中型車を移動させるための「緊急脱出用具」を試行導入する。試行導入する用具を事業者などから公募する。公募期間は10月12日から10月28日まで。
大雪による大規模な車両滞留が発生し、通行再開や滞留車両の救出に数日間を要するケースが多発している。国土交通省が設置した冬期道路交通確保対策検討委員会は昨年3月「大雪時の道路交通確保対策中間とりまとめ」で、大型車の立ち往生発生が大規模な車両滞留の原因になる場合が多いことを指摘、ドライバーに対し冬用タイヤやチェーンの装着を徹底するべきと提言した。