ヤマハ発動機は、オフ・ファンライディングモデル『TT-R110E』をヤマハオフロードコンペティションモデル正規取扱店にて11月30日より発売する。
TT-R110Eは「RIDE INTO THE FUTURE」をキーワードに、YZシリーズを受け継ぐスタイルと扱いやすさを調和させたオフロード入門モデルだ。
パワーユニットはセルスターターを装備した空冷4サイクルSOHC 110ccエンジンを採用。圧縮比9.3:1のコンパクトな燃焼室から粘り強いトルクを発生し、オフロードでの扱いやすさと優れたアクセルレスポンスを実現している。また、4速リターンの自動遠心クラッチを採用。クラッチ不要でシフトペダルの操作だけで変速できる。
ヤマハ TT-R110E基本骨格には、軽量・高剛性のスチール製バックボーンフレームを採用。ハンドルクラウンとスイングアームピボットを直線で結び、エンジン懸架を3か所にすることで、最適な強度と地上高を確保した。またアルミ鋳造製のハンドルクラウンは、軽快で優れたハンドリングをもたらし、外観品質向上にも貢献している。
足回りでは、モノクロスサスペンションとスチール製パイプのリアアームを組み合わせ、110mmのホイールトラベルを確保。115mmのホイールトラベルをもつフロントサスペンション、最低地上高180mmの車体設計などと相まって、優れたオフロード走破性を実現している。前14インチ/後12インチのオフロード走行専用タイヤを装着。フロント、リアともにドラムブレーキを採用し、強力なストッピングパワーを確保している。
ヤマハ TT-R110E外観では、燃料タンクをはじめ、エアスクープ、前後フェンダー、サイドカバーなどにモトクロス競技用「YZシリーズ」と同じイメージデザインのパーツを採用している。
価格は29万7000円。