「新時代のモビリティサービスが紡ぐ未来」車載システムをテーマに清水和夫氏らの対談も…最新技術が集結する「Sky Technology Fair」11月7日から

PR
「Sky Technology Fair Virtual 2022」が11月7日(月)~12月16日(金)に開催。清水和夫氏による特別対談も
「Sky Technology Fair Virtual 2022」が11月7日(月)~12月16日(金)に開催。清水和夫氏による特別対談も全 4 枚

Sky株式会社主催のオンラインイベント「Sky Technology Fair Virtual 2022」が2022年11月7日(月)~12月16日(金)の6週間にわたり開催される。

ジャーナリスト清水和夫氏らが対談、「SIP自動運転第二期の取り組み」を語る

Sky株式会社は30年以上にわたり、カーナビゲーションや各種ECUの開発に携わってきた。現在もADAS(先進運転支援システム)や電動化の実現に必要な車載ECU、車両との通信連携に関するさまざまな組込みシステム開発(車載ソフトウェア開発)に携わり、国内自動車部品メーカーとの豊富な開発実績がある。

「Sky Technology Fair Virtual 2022」の1st Week(11月7日~11月11日)には、車載システム開発「新時代のモビリティサービスが紡ぐ未来」として、国際自動車ジャーナリスト/神奈川工科大学 特別客員教授/SIP-adus 構成委員の清水和夫氏と、アーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社パートナーの貝瀬斉氏による対談もおこなわれる。

対談のテーマは「データの利活用を推進するSIP自動運転第二期の取り組み」。SIP-adusではデータ連携とシミュレーションが重要課題として研究開発が進められている。交通安全を目的とする課題では交通環境情報をどう車載器と連動するのか、というV2Xが臨海部で実証実験が進められている。

また、MaaS領域ではデータの検索・マッチング・サービスを行うプラットフォームをNTTデータ社と共同研究し、近い将来の事業化を目指している。

「新時代のモビリティサービスが紡ぐ未来」車載システムをテーマに清水和夫氏らの対談も…最新技術が集結する「Sky Technology Fair」11月7日から「新時代のモビリティサービスが紡ぐ未来」車載システムをテーマに清水和夫氏らの対談も…最新技術が集結する「Sky Technology Fair」11月7日から

対談に向けて清水氏は次のように語る。

「自動運転に関しては、令和2年4月1日に保安基準と道交法が施行され、自動車メーカーはレベル3の自動運転車の型式認定を受ける制度が整備された。これを受けてホンダが世界初となる、Level 3のトラフィックジャム・パイロットをレジェンドに搭載し、同年11月11日に型式認定を受けた。現在でも、Level 3のクルマはまだ市販されていないが(ただしホンダのレジェンドは法人リースのみの限定的な市販)、WP29(国連主導の技術基準ハーモナイズ)では、次のステップとしてLevel 4の議論も始まっている。

しかし、最近はオーナーカーの自動運転だけでなくMaaS領域の自動運転車への期待が高まり、世界主要国ではロボットタクシー的なドライバーレスのLevel 4の研究開発が進められている。日本政府も経済産業省が主体となって「Road to the Level 4」の国家プロジェクトが始まった。私も、その推進委員の一人であるが、ここでMaaSのロボットタクシー、あるいは物流の人材不足と安全性という目的のため、Level 4のトラックの開発も進められている。

また、SIP第三期の一課題として、取り上げているスマート・モビリティというテーマでは、自動化技術と街つくりを含めた大きなテーマも検討されている。

しかし、こうした課題を実現するには、インカーの領域では車載OSの開発から、V2Xの標準化など、多くの課題が浮上してきている。ポストLevel3として、次の2030年ごろを目指して、どんな技術イノベーションが起きるのか、その結果、社会はどう変わり、どんな嬉しさを得ることができるのか、興味は尽きない」

ITの最前線で活躍するビジネスパーソンへ

「Sky Technology Fair」は、DXやコロナ禍の影響により変革の時代を迎えるなかで、ITの最前線で活躍するビジネスパーソンに対し、組織のビジネスを新たなステージへと導く最新テクノロジーに関する情報を届けることを目的に2020年にはじめて開催、今年で3回目を迎える。

「Sky Technology Fair Virtual 2022」講演者「Sky Technology Fair Virtual 2022」講演者

今回開催される「Sky Technology Fair Virtual 2022」では、Sky株式会社のアンバサダーを務めるQuizKnock 伊沢拓司氏によるスペシャルライブや、スーパーコンピューター「富岳」開発責任者で理化学研究所センター長を務める松岡聡氏による特別講演などを実施する。

開催期間中の5週間、Sky株式会社の事業領域に関する5つのテーマ「車載システム開発」「ビッグデータ分析」「情報セキュリティ」「営業支援 / 名刺管理」「教育×ICT」に沿って、最新のIT事情や、同社が開発に取り組むテクノロジー、自社製品・サービスに関する最新情報が盛りだくさんのコンテンツを公開する。

各分野のエキスパートによる講演ライブを実施

「Sky Technology Fair Virtual 2022」イベントテーマ「Sky Technology Fair Virtual 2022」イベントテーマ

特別公演ではQuizKnock 伊沢拓司氏が、「名刺」に関するマナーや思わず話したくなる雑学について語るスペシャルライブを公開するほか、スーパーコンピューター「富岳」の開発責任者である松岡聡氏は、「Society 5.0」の実現とDXに向けた富岳とそのアプリケーション群の可能性について、特別講演を実施する。ほかにも、ITの“今”を知る各分野のエキスパートによる講演ライブを多数実施する予定だ。

展示コンテンツとしては、DXや業務効率化など組織に求められる変革を支援するために、Sky株式会社が開発に取り組む、最新技術・ソリューションを豊富な映像や資料で確認できるほか、組織のサイバー攻撃対策やテレワーク運用、名刺管理などをサポートする自社開発商品や、医療機関、教育現場での課題解決に役立つ製品・サービスを展示する。

会場では、コンテンツについて参加者が気軽に質問できるチャット機能や、事前予約で利用できるオンライン形式の相談コーナーも。さらにイベントを盛り上げる企画として、来場特典や、ポイントラリー・チャットを利用された方へのプレゼントなど、さまざまなキャンペーンも実施する。

会期中は展示コンテンツを随時更新し、新たな講演・セミナーなどを都度開催するなど、「何度訪れても新たな発見がある」オンラインイベントを目指す。

「Sky Technology Fair Virtual 2022」申込はこちら

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る