ホンダブランド最強のV6搭載、SUV『パイロット』新型…米国で生産開始

3.5リットルV6エンジンは最大出力285hp

オフロード走行をサポートするカメラシステム

オフロード走行向けの足回り

ホンダの米国アラバマ工場で生産を開始した パイロット 新型の「トレイルスポーツ」
ホンダの米国アラバマ工場で生産を開始した パイロット 新型の「トレイルスポーツ」全 10 枚

ホンダの米国部門は12月16日、中型SUV『パイロット』新型の生産をアラバマ工場で開始した、と発表した。

写真:ホンダ・パイロット 新型

◆3.5リットルV6エンジンは最大出力285hp

パイロットは、『CR-V』をひと回り大型化したボディを持つ北米専用の中型SUVだ。このパイロットが7年ぶりにモデルチェンジを行い、4世代目となる新型が登場した。

新型パイロットには、「トレイルスポーツ」が設定される。ホンダの米国向けSUVやピックアップトラックに、オフロード仕様車として設定される新シリーズが、トレイルスポーツだ。第一弾には、『パスポート』が選ばれた。

これに続くトレイルスポーツの第二弾モデルが、パイロットになる。パワートレインは、3.5リットルV型6気筒ガソリン自然吸気エンジンだ。米国のホンダブランド史上、最もパワフルなV6エンジンは、最大出力285hp、最大トルク36.2kgmを発生する。トランスミッションは、パドルシフト付きの10速ATを組み合わせている。

◆オフロード走行をサポートするカメラシステム

ホンダ・パイロット 新型の「トレイルスポーツ」ホンダ・パイロット 新型の「トレイルスポーツ」

『パイロット・トレイルスポーツ』には、専用ブルーの「Diffused Sky Blue」のボディカラーを用意する。スチール製のスキッドプレートは、ホンダパワースポーツのエンジニアと共同開発された。これにより、オフロード走行時、オイルパンやトランスミッション、燃料タンクを保護する。車体を保護するスキッドプレートを備えた初のホンダSUVになるという。

室内には、専用のオレンジ色のコントラストステッチや 「TrailSport」のロゴが刺繍されたヘッドレストを装備した。専用デザインを採用したオールシーズンフロアマットは、雪や泥からカーペットを保護する機能を発揮する。スライディングパノラミックサンルーフが標準装備されている。

新開発の「TrailWatch」カメラシステムは、4つのカメラを使用して、ドライバーから見えない障害物の回避を支援する。トレイルモードでおよそ24km/h以下の速度で走行している場合、前面のカメラが自動的にオンになり、速度が24km/hを超えるとオフになる。TrailWatch は、車速がおよそ19km/hを下回ると自動的に再起動する。

◆オフロード走行向けの足回り

ホンダ・パイロット 新型の「トレイルスポーツ」ホンダ・パイロット 新型の「トレイルスポーツ」

パイロット・トレイルスポーツには、オフロードでのトラクション性能を向上させるオールテレーンタイヤを装備した。コンチネンタル製のオールテレーンタイヤは、265/60R18サイズ。砂や泥、岩の多い地形、雪上での性能を追求する。専用の18インチアルミホイールは、オフロードでの損傷からホイールを保護するデザインとしている。

オフロード用にチューニングされたサスペンションを専用装備した。最低地上高は約25mm引き上げられており、アプローチ、ディパーチャー、ランプブレークオーバーの各アングルの性能を向上させた。スタビライザーバーをはじめ、スプリングレートとダンパーバルブのチューニングも専用とした。

AWDシステムも強化された。トレイルモードでは、「トレイルトルクロジック」オフロードシステムが、「i-VTM4」トルクベクタリング全輪駆動システムのエンジントルクを、最適に配分する。同時に、フロントのブレーキにブレーキベクタリングを行い、ホイールスピンを低減させる。

トレイルトルクロジックは、リアアクスルに送られるパワーも制御する。たとえば、厳しいオフロードを登る場合、タイヤが一時的に地面との接触を失う可能性がある。この時、パワーは、最も牽引力のあるタイヤに伝達される。トラクションのマネジメントを強化し、オフロードをスムーズに進むために、全体の25%のトルクが牽引力のないホイールに送られ、タイヤが地面に接触するとすぐに、駆動力が伝達されるようにした、としている。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『スカイライン』新型が12月公開へ! 開発期間を半減、“日産復活の象徴”はどうなる?
  2. 【フェラーリ アマルフィ 新型試乗】瓜のつるに茄子はならぬ…優雅さと獰猛さを併せ持つ走りに触れた
  3. ベントレーのSUV『ベンテイガ』、日本13台限定「オルガン ストップ」発売…18Kゴールドプレーテッド装備
  4. 【ホンダ スーパーワン】CMFで“刺激”表現、『N-ONE e:』との同時開発だからこそできた差別化とは
  5. 【BYD ラッコ 新型試乗】1週間、日常使いをしてわかった「2つのメリット」と「3つの課題」…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. タイ矢崎電線のアルミ新工場がタイに完成、生産量3倍に増強…送配電網・自動車向けに対応
  3. ボッシュ、大型商用車事業の売上倍増へ…IAA TRANSPORTATION 2026
  4. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  5. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
ランキングをもっと見る