市販仕様のベース、ソニー・ホンダ「AFEELA」プロト…CES 2023[詳細写真]

ソニー・ホンダ AFEELA(CES 2023)
ソニー・ホンダ AFEELA(CES 2023)全 24 枚

ソニーとホンダがタッグを組み発足したソニー・ホンダモビリティ(SHM)は1月4日、米国で開催される「CES 2023」に先立ち新ブランド「AFEELA(アフィーラ)」と新開発EVのプロトタイプを発表した。

2025年の発売を目指す本モデルは、プロトタイプながらも新たなモビリティの登場を感じさせる、ソニーグループ肝いりのコンセプトとスタイリングが魅力的だ。

◆車が意思を伝えるフロントマスク

ソニー・ホンダ AFEELAソニー・ホンダ AFEELA

新たなモビリティの価値基準の創出」がコンセプトの本プロトタイプ。未来的なデザインと最先端のIT技術が組み合わさった、全く新しいスタイリングが特徴的だ。装飾となる線や造形がそぎ落とされた佇まいは、「宇宙船」のように人を包み込む未来のモビリティを体現している。

フロントマスクには横一直線に伸びる「Media Bar」が搭載され、様々な情報や意思を車外に伝達する。またレベル3の自動運転技術の搭載も目指す本モデルには、なんと車内外に計45個のカメラ、センサー等が設置されており、ドライバーの運転状況や走行状態をモニタリングすることで、事故のない安全な移動を実現する。

◆デザインはシンプル、機能は先進のインテリア

ソニー・ホンダ AFEELAソニー・ホンダ AFEELA

インテリアも同様にシンプルかつ効率的な、乗員の快適性を高める新技術が盛り込まれた空間となっている。

開放感あふれるガラスルーフや前方一面に広がるスクリーン、そしてその画面表示を遮らない独特な形状のステアリングは、乗員の直感的な運転をサポートする。またインテリアには環境負荷の低いテキスタイルや、空気を浄化する独自の機能性素材が使用されるなど、革新的な先進技術も満載だ。

ソニー・ホンダ AFEELA(CES 2023)ソニー・ホンダ AFEELA(CES 2023)

ゲーム開発にも携わる世界的ソフトウェアメーカー「Epic Games」との協業開始も発表されるなど、全く新しい試みが注目を集める新ブランドAFEELA。今後の開発と販売が楽しみだ。

《最上 佳樹》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る