マセラティ『グラントゥーリズモ』新型、550馬力ツインターボ搭載…最新システム採用のインテリア

最新のマルチメディアとインフォテインメント

スポーツカーのパフォーマンスと長距離走行に適した快適性を追求

高性能グレードの「トロフェオ」を設定

マセラティ・グラントゥーリズモ 新型の「トロフェオ」
マセラティ・グラントゥーリズモ 新型の「トロフェオ」全 10 枚

マセラティは1月19日、2シーター2ドアクーペの『グラントゥーリズモ』(Maserati GranTurismo)新型のインテリア写真を公開した。

◆最新のマルチメディアとインフォテインメント

新型グラントゥーリズモのインテリアには、「マセラティ・インテリジェント・アシスタント(MIA)」の最新のマルチメディアシステム、最新のインフォテインメント、主な機能をタッチスクリーンのインターフェースに集約したコンフォート・ディスプレイ、デジタルクロック、ヘッドアップ・ディスプレイ(オプション)などを装備している。

マセラティ・グラントゥーリズモ 新型の「トロフェオ」マセラティ・グラントゥーリズモ 新型の「トロフェオ」

マセラティ・イノベーション・ラボで開発され、トリノのミラフィオーリの製造拠点で生産されるグラントゥーリズモ新型は、100%イタリア製。マセラティの全モデルに共通するコンセプト、「イタリアン・ラグジュアリー・パフォーマンス」を象徴しているという。

外装のデザインは、長いボンネットと4本のフェンダーが交差するボディ中央部をはじめ、マセラティの全てのモデルに共通するクラシックなプロポーションを踏襲している。ルーフラインはダイナミックに下がり、マセラティのアイコンの7トライデント(三叉槍)のロゴを配したピラーのカーブが強調されている。

◆スポーツカーのパフォーマンスと長距離走行に適した快適性を追求

新型グラントゥーリズモは、75年前の1947年に登場したマセラティ 『A6 1500』 から始まったシリーズのストーリーに、新たな章を刻むモデルだ。A6 1500はマセラティ初の量産車で、デザインはピニンファリーナが手がけた。

新型グラントゥーリズモは、スポーツカー特有のパフォーマンスと、長距離走行に適した快適性を追求している。スポーティー、ラグジュアリー、コンフォートと、開発の初期段階から顧客の要望に焦点を当てることで、新型グラントゥーリズモは、スポーツ性能と長距離走行に適した快適性の両立を目指している。

新型グラントゥーリズモは、「The Others Just Travel(人生を彩る快適な旅)」をコンセプトに掲げる。このコンセプトを具現化し、マセラティの未来への前進を象徴するモデルに位置付けている。

◆高性能グレードの「トロフェオ」を設定

新型グラントゥーリズモの内燃エンジン搭載車には、新世代V6「ネットゥーノ」(Nettuno、ネプチューン)が採用された。すでにスーパーカーの『MC20』に積まれている3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンだ。また、イタリアの本拠地の名を付した「モデナ」グレードを用意する。モデナグレードは、最大出力490hpを獲得している。

高性能グレードの「トロフェオ」も設定される。すでにトロフェオは、『グレカーレ』『ギブリ』『レヴァンテ』『クアトロポルテ』に用意されている。

新型グラントゥーリズモのトロフェオには、新世代の3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンのネットゥーノの高出力版を搭載する。最大出力は550hpに強化されている。

マセラティ・グラントゥーリズモ 新型の「トロフェオ」マセラティ・グラントゥーリズモ 新型の「トロフェオ」

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る