自動運転の高精度化と低コスト化を両立させる“コロンブスの卵”的な技術とは…オートモーティブワールド2023

数学的アルゴリズムとAIを併用した、高速認識技術のデモ
数学的アルゴリズムとAIを併用した、高速認識技術のデモ全 5 枚

自動運転の鍵となる走行中の道路や周辺の車や歩行者などの画像認識を、劇的に高速化・低コスト化する技術が開催中のオートモーティブワールド2023にて展示されている。

東京大学山川研究室による画像認識技術で、パーソルクロステクノロジー社ブースにてデモが行われている。

◆500fpsの超高速で動く画像を認識

展示では「絶対に勝てないジャンケン」ゲームが展示されている。カメラの前に手を出してジャンケンをすると、グーを出すとパーが、パーを出すとグーといったようにコンピュータ側が出してくるため、人間は絶対に勝てない。

絶対に勝てないジャンケン。その秘密は数学的アルゴリズムにある。

《根岸智幸》

メディアビジネスコンサルタント、ソフトウェアエンジニア、編集者、ライター 根岸智幸

メインフレームのOSエンジニアを皮切りに、アスキーで月刊アスキーなど15誌でリブート、リニューアル、創刊を手がける。クチコミグルメサイトの皮切りとなった「東京グルメ」を開発し、ライブドアに営業譲渡し社員に。独立後、献本付き書評コミュニティ「本が好き!」の企画開発、KADOKAWA/ブックウォーカーで同人誌の電子書籍化プロジェクトなど。マガジンハウス/ananWebなどWebメディアを多数手がけ、現在は自動車とゲーム、XRとメディアビジネスそのものが主領域。 ・インターネットアスキー編集長(1997-1999) ・アスキーPC Explorer編集長(2002-2004) ・東京グルメ/ライブドアグルメ企画開発運営(2000-2008) ・本が好き!企画開発運営(2008-2013) ・BWインディーズ企画運営(2015-2017) ・Webメディア運営&グロース(2017-) 【著書】 ・Twitter使いこなし術(2010) ・facebook使いこなし術(2011) ・ほんの1秒もムダなく片づく情報整理術の教科書(2015) など

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