自動運転レベル4、構内用EVはロジスティクス4.0も牽引するか…オートモーティブワールド2023

前面から見ると大型トラックのように見える自動運転、牽引EV
前面から見ると大型トラックのように見える自動運転、牽引EV全 4 枚

開催中のオートモーティブワールド2023にて長瀬産業が、工場など構内での運搬用に、自動運転の牽引EV「Tracteasy」を展示している。

フランスのメーカーTLD社による車両にパナソニックによる画像と音声のセンサーと認識システムを搭載したものだ。リチウムイオン電池で稼働し、速度10km/hで最大14トンの荷物を牽引できる。車両価格は3000万円程度。

◆自動運転レベル4の意味

海外では空港内のコンテナ輸送に使われているが、国内では巨大な工場内での自動搬送を想定し実証実験を行った。ユーザーとしては大手のメーカーや倉庫会社などを想定している。


《根岸智幸》

メディアビジネスコンサルタント、ソフトウェアエンジニア、編集者、ライター 根岸智幸

メインフレームのOSエンジニアを皮切りに、アスキーで月刊アスキーなど15誌でリブート、リニューアル、創刊を手がける。クチコミグルメサイトの皮切りとなった「東京グルメ」を開発し、ライブドアに営業譲渡し社員に。独立後、献本付き書評コミュニティ「本が好き!」の企画開発、KADOKAWA/ブックウォーカーで同人誌の電子書籍化プロジェクトなど。マガジンハウス/ananWebなどWebメディアを多数手がけ、現在は自動車とゲーム、XRとメディアビジネスそのものが主領域。 ・インターネットアスキー編集長(1997-1999) ・アスキーPC Explorer編集長(2002-2004) ・東京グルメ/ライブドアグルメ企画開発運営(2000-2008) ・本が好き!企画開発運営(2008-2013) ・BWインディーズ企画運営(2015-2017) ・Webメディア運営&グロース(2017-) 【著書】 ・Twitter使いこなし術(2010) ・facebook使いこなし術(2011) ・ほんの1秒もムダなく片づく情報整理術の教科書(2015) など

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