送迎バス置き去り防止支援システムを販売へ…ガイドラインに対応 KEIYO

KEIYOの「送迎バス置き去り防止支援システム」
KEIYOの「送迎バス置き去り防止支援システム」全 5 枚

慶洋エンジニアリング(KEIYO)は、社会問題になっている園児のバス置き去り問題を防止する「送迎バス置き去り防止支援システム」を3月25日から順次販売する。

送迎バスに幼児を置き去りにする事故が相次ぎ、国土交通省が送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドラインを策定するとともに、2023年4月から送迎バスの置き去り防止を支援する安全装置の設置を義務付けられる。

同社が販売するシステムは国土交通省策定ガイドラインの要件を満たす「降車時確認式後付け置き去り防止支援装置」をベースに、「ビーコン検知方式」、「保護者やこども園等の施設に警報メールで通知する機能」を追加した計3タイプを設定する。

システムは12V電源車だけでなく24V電源の大型車に対応しており、バスのエンジン停止後、音声ガイダンスで車内点検を促す。バス後方に設置された確認ボタンを押さずに下車するとブザーで警報、更に一定時間経過するとバスの「ホーン」も鳴る。

送迎バスに乗車する全園児にビーコン(送信機)を常時携帯させ、バスに受信機を設置することで乗務員の死角に取り残された園児もビーコン電波で検知する。緊急時情報は園内のパソコンと保護者のメールアドレスを登録したスマホへメールで配信する。通知メールは、バスの現在位置、園児の乗降状況を通知し、園児迎え時の事前確認にも活用できる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る