和田岬線からスカイブルーの103系が消える 3月18日限り

和田岬線の103系。現存する唯一の103系スカイブルー車で、一番オリジナルに近い形だが、側面は戸袋がなくなったことでかなり印象が異なる。
和田岬線の103系。現存する唯一の103系スカイブルー車で、一番オリジナルに近い形だが、側面は戸袋がなくなったことでかなり印象が異なる。全 5 枚

JR西日本は2月27日、山陽本線・兵庫~和田岬間支線(通称・和田岬線)で運用されていた103系通勤型電車が3月18日限りで撤退すると発表した。

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和田岬線の103系は、同線が電化された2001年7月にそれまでのキハ35・キクハ35に代わり登場。大阪環状線や関西本線で運用されていた朱色1号の103系1本(兵庫方からクハ103-247+モハ103 389+モハ102 545+モハ103 397+モハ102 553+クハ103 254)が投入され、その際、塗色が現在の青色22号(いわゆるスカイブルー)に変更された。

現在は網干総合車両所明石支所にR1編成として配置されているが、1編成のみのため、検査の際は207系3両編成を2本連ねた編成が運用されたこともあった。

103系撤退を記念して、3月1~18日には巨大ポスターや記念ヘッドマークが掲出されるほか、最終運行日の3月18日には9時40分頃から兵庫駅(神戸市兵庫区)の和田岬線ホームで出発式が開催される。

なお、最終列車の時刻については、駅ホームの混雑を避けるためとして公表されていない。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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