日経平均株価は、前日比218円87銭安の2万7010円61銭と反落。世界的な金融システム不安の高まりを受け、投資家のリスク回避姿勢が一段と鮮明になってきた。下げ幅は一時600円に迫った後急速に下げ渋ったが、先行きに対する不透明感は強い。
15日のニューヨークダウは280ドル安の3万1874ドルと反落。米大手金融グループの経営不安で欧州株が売られた流れが、米国市場にも飛び火。金融株、景気敏感株を中心に売りが広がった。ハイテク株が主体の米ナスダック市場は3日続伸。しかし、電気自動車(EV)のテスラは1.5%安と反落した。
株式相場、円相場ともに先行き不透明感が強く、自動車株は全面安。