スズキは24日に開幕した「東京モーターサイクルショー2023」で、扱いやすさを重視した新設計の800ccクラスエンジンを搭載した2モデルを出展。その一台が、人気のスポーツアドベンチャーツアラー『Vストローム』シリーズに新たに加わった『Vストローム800DE』だ。
注目のエンジンは、新設計の775cc並列2気筒。量産二輪車で初めてクランク軸に対して90°に一次バランサーを2軸配置した「スズキクロスバランサー」を採用することで、振動を抑えながら軽量・コンパクト化を実現している。
スズキ Vストローム800DE(東京モーターサイクルショー2023)また、様々な走行シーンに対応する電子制御システムS.I.R.S(スズキインテリジェントライドシステム)を採用し、トラクションコントロールシステムに専用のGモードを設定。調整式の前後サスペンションと大径21インチフロントホイールを装着し、前後にセミブロックパターンのタイヤを採用。
外装はVストロームシリーズ共通のイメージを維持しながらも、シャープなスタイリングとし、タンクの下まわりやフロントカウルの先端部分にアクセントカラーを採用した。
スズキ Vストローム800DE アクセサリー装着車(東京モーターサイクルショー2023)カラーはブラック、グレー、イエローの3色を設定。価格は132万円。