廃棄物原料の国産クリーン水素製造の事業化目指す…出光興産と米スタートアップが協働

検討を開始した水素製造のイメージ
検討を開始した水素製造のイメージ全 1 枚

出光興産は、廃棄物から水素を製造する事業を手がける米国のスタートアップ企業H-サイクルとの協働で、都市ごみなどの廃棄物を原料とした日本産クリーン水素製造の事業化を検討する。

従来の水素製造は、天然ガスなどの化石燃料が原料が主流となっている。今回、事業化を検討するのは、国産資源である廃棄物を原料として活用することで、国産のクリーン水素の製造・供給を目指す。

製造するクリーン水素は、産業用途や燃料電池車などのモビリティ用途に加え、合成燃料の原料としての活用も想定する。今後、各地域の自治体、設備運営・保守などを担うパートナー企業などの協力も得て製造事業の実用化検討する。日産約200~300トンの廃棄物を処理して水素を製造する初期プラントを、2030年代前半に建設することを目指す。


《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る