廃棄物原料の国産クリーン水素製造の事業化目指す…出光興産と米スタートアップが協働

検討を開始した水素製造のイメージ
検討を開始した水素製造のイメージ全 1 枚

出光興産は、廃棄物から水素を製造する事業を手がける米国のスタートアップ企業H-サイクルとの協働で、都市ごみなどの廃棄物を原料とした日本産クリーン水素製造の事業化を検討する。

従来の水素製造は、天然ガスなどの化石燃料が原料が主流となっている。今回、事業化を検討するのは、国産資源である廃棄物を原料として活用することで、国産のクリーン水素の製造・供給を目指す。

製造するクリーン水素は、産業用途や燃料電池車などのモビリティ用途に加え、合成燃料の原料としての活用も想定する。今後、各地域の自治体、設備運営・保守などを担うパートナー企業などの協力も得て製造事業の実用化検討する。日産約200~300トンの廃棄物を処理して水素を製造する初期プラントを、2030年代前半に建設することを目指す。


《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る