VWの大型SUV『アトラス』に冒険仕様、「ピークエディション」…今夏米国発売へ

シルバーのアンダーボディクラッディング

フロントグリル上側にライトバーを装備

12インチのフローティングインフォテインメントディスプレイ

3.6リットルV6から2.0リットル直4ターボにダウンサイズ

フォルクスワーゲン・アトラス 改良新型の「ピークエディション」
フォルクスワーゲン・アトラス 改良新型の「ピークエディション」全 10 枚

フォルクスワーゲンは5月23日、大型SUV『アトラス』(Volkswagen Atlas)の改良新型に「ピークエディション」を設定し、2023年第3四半期(7~9月)に米国市場で発売すると発表した。

写真:VW アトラス 改良新型の「ピークエディション」

◆シルバーのアンダーボディクラッディング

アトラスのピークエディションは、2019年のコンセプトカー『アトラス・ベースキャンプ』に触発された冒険仕様だ。改良新型アトラスをベースに、力強さを増したフロントマスクにはシルバーのアンダーボディクラッディングを装備した。ブラックアウトされたフロントグリルには、2本のクロームバーが配されている。

足元には、255/60サイズのオールテレーンタイヤに18インチのブラックアルミホイールを組み合わせる。サイドシルは、ブラック&シルバー仕上げ。ドアミラーカバー、ウィンドウ周り、ホイールアーチ、ルーフレールは、ブラック仕上げとした。

リアには、ブラックのテールゲートストリップとクロームのエキゾーストベゼル、ブラック&シルバーのディフューザーを装備した。ボディカラーは、専用のアボカドグリーンとピュアグレーを設定している。

フォルクスワーゲン・アトラス 改良新型の「ピークエディション」フォルクスワーゲン・アトラス 改良新型の「ピークエディション」

◆フロントグリル上側にライトバーを装備

アトラスは、北米向けの3列シートSUVだ。2016年秋、ロサンゼルスモーターショー2016で初公開された。ボディサイズは全長5037mm、全幅1979mm、全高1768mm。現在、米国市場で販売されているフォルクスワーゲン車としては、最大の大きさだ。アトラスは中国市場では、『テラモント』の車名で販売されている。

改良新型には、新しいフロントデザインを採用した。ワイドなフロントグリルや、「アダプティブ・フロントライティング・システム(AFS)」を備えた LEDヘッドライトを装備する。上位グレードでは、デイタイムランニングライトがヘッドライトに組み込まれ、グリル上側にはライトバー、グリル中央には光るフォルクスワーゲンエンブレムが添えられた。

リアは、大型スポイラーを追加した。上位グレードには、フロントのライティングシグネチャを反映して、ライトバーと LEDテールランプの間にフォルクスワーゲンエンブレムが配置されている。

フォルクスワーゲン・アトラス 改良新型の「ピークエディション」フォルクスワーゲン・アトラス 改良新型の「ピークエディション」

◆12インチのフローティングインフォテインメントディスプレイ

室内には、プレミアム素材を採用し、ダッシュボードやセンターコンソールなどを、レザーレットトリムによるソフトタッチ仕上げとした。前席のドアトリムと装飾パネルがダッシュボードに流れ込むように続いて、プレミアムなコックピットを演出している。30色から選べるアンビエント照明と、モデル名をあしらったバックライト付きダッシュトリムを組み合わせて、新しいデザインを構築した。最上位グレードには、ダイヤンドパターンのキルティングレザーシートが標準装備されている。

快適機能も向上させた。パドルシフト付きのステアリングホイール、ベンチレーテッドフロントシート、高さ調節可能なパッセンジャーシートが、オートエアコンの「Climatronic」とボイスコントロールとともに、標準装備された。センターコンソールも新デザインとなり、下側に収納スペースが設けられた。レザーシートや後席のヒーター機能は、従来よりも幅広いグレードで選べるようになった。

コネクティビティの面では、12インチのフローティングインフォテインメントディスプレイが、新デザインのコックピットに組み込まれた。ドライバー正面には、フルカスタマイズ可能な10.25インチの「フォルクスワーゲン・デジタル・コックピット・プロ」を装備することができる。標準のワイヤレスApp-Connectやワイヤレス充電、出力45ワットで急速充電できる6つのUSB-Cポート(オプションで最大8 つが装着可能)により、各種デバイスの接続がこれまで以上に簡単という。

フォルクスワーゲン・アトラス 改良新型の「ピークエディション」フォルクスワーゲン・アトラス 改良新型の「ピークエディション」

◆3.6リットルV6から2.0リットル直4ターボにダウンサイズ

改良新型のパワートレインは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンに一本化された。最大出力は235hpから269hpへ、34hp強化。最大トルクも35.7kgmから37.7kgmへ、2kgm引き上げられた。トランスミッションは、8速AT「ティプトロニック」を組み合わせる。

この新しい2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンは、従来用意されていた自然吸気の3.6リットルV型6気筒ガソリン「VR6」エンジン(最大出力276hp、最大トルク36.8kgm)と同等のパワーを発揮する。エンジン排気量を3.6リットルから2.0リットルにダウンサイズしながら、トルクはおよそ1kgm上回っている。

《森脇稔》

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