自動運転EVバスの運行で町の賑わいを創出へ ロイズタウン工場のある北海道当別町

自動運転EVバス、ナビヤ・アルマ
自動運転EVバス、ナビヤ・アルマ全 2 枚

マクニカ北海道当別町と共同で6月30日から、JR北海道学園都市線・ロイズタウン駅周辺の賑わい創出に向け、自動運転電気バス(EVバス)の実証運行を開始した。ロイズタウン駅は菓子メーカー、ロイズコンフェクトのロイズタウン工場最寄りで、札幌駅からの所要時間は約30分。

ハンドル・アクセル・ブレーキペダルのない自動運転EVバス、ナビヤ『アルマ』がJRロイズタウン駅からロイズタウン工場の区間の約700mを運行する。ロイズコンフェクト従業員や町民、観光客向けに体験試乗してもらう。

予約不要、運賃は無料で、無積雪期は7月17日まで運行する。積雪期は12月中旬から2024年2月にも積雪状況に応じて7日間運行する。

また、車両の走行データをマクニカ製遠隔監視システム「マクニカモビリティデータプラットフォーム」に連携し、自動運転EVバスの走行情報をリアルタイムに離れた場所で確認する。自動運転EVバスを使うことで、通勤手段の利便性向上や、工場見学誘客の増加、将来的には運転手不足対策にもつなげる。

当別町は2022年3月に開業したロイズタウン駅周辺を「新しいまちの顔」と位置づけ、周辺のロイズコンフェクト・ロイズタウン工場や、「北欧の風道の駅とうべつ」などの観光施設との連携や新技術の活用で、安全・安心に暮らせる持続可能な活力あるまちづくりを目指している。

自動運転EVバスに加え、現在の主な移動手段であるJRと当別ふれあいバス(コミュニティバス)との共創による移動可能エリア拡大と、ロイズタウン工場や「北欧の風道の駅とうべつ」などの目的地の施設との連携によって、当別町内の周遊促進を図り、にぎわいを創出する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  3. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る