ボルボ『EX30』は製造工程から環境に優しいクルマ、リサイクル素材を最大限に利用

ボルボ『EX30』は製造工程から環境に優しいクルマ、リサイクル素材を最大限に利用
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【ボルボ EX30 発表】2030年までに100%電気自動車化、2040年までにクライメイト・ニュートラル(企業・団体などが生活・製造などの過程において排出する温室効果ガスを差し引きゼロにすること)を掲げているボルボ。

新たに登場した電気自動車ボルボ『EX30』もその行程にあり、環境に優しいモノ作りがされていると、ボルボ・カーズ、EX30コマーシャル部門責任者のフランチェスコ・スペチアーレ氏は述べた。

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EX30はそもそもサイズが小型のため、製造工程のCO2排出量が少なく済む。だが、それだけではなく、「『C40』や『XC40』に比べて1台あたりのCO2排出量を25%削減するため、設計や材料、製造といったサプライチェーンを工夫している」という。

特に挙げられていたのが、リサイクル素材の利用となっており、全体の使用率のうちアルミニウム25%、スチール17%、プラスチック17%がリサイクル素材となっているそうだ。

インテリアもそれは同様で、再生プラスチック、再生可能な繊維である亜麻、リサイクルポリエステルを約70%含むウール混紡素材、再生プラスチックを含む3Dニットのシート素材、リサイクル素材やバイオ素材を使用した「ノルディコ」シートなど内装のあらゆる場所にサステナブルな素材が用いられている。

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「たとえばスーツを仕立ての過程で切れ端がでる。車両でも同じで、スチールから型を切り出すと無駄が出る。このムダを削減することが大事で、その結果として全体の環境負荷を削減することになる」とフランチェスコ氏。

製造工場の電力もクライメイト・ニュートラルなエネルギーで稼働しており、徹底したCO2の削減が行われている。EX30は100%クライメイト・ニュートラル・エネルギーで生産されているそうだ。

EX30はボルボの目指す「サステナビリティに対する目標を達成する上で重要な一歩を踏み出したモデル」と語られたように、今後生み出される新たな電気自動車たちの手本となる1台となるようだ。

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《二城利月》

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