アウディ『Q8』改良新型、最新LEDテクノロジー搭載

アウディ Q8 改良新型
アウディ Q8 改良新型全 10 枚

アウディ(Audi)は9月5日、ブランドの最上位SUVクーペ『Q8』の改良新型を欧州で発表した。


◆シングルフレームグリルが新デザインに

改良新型では、八角形のシングルフレームグリルを新デザインに変更した。フロントバンパー下側には新しいエアインテークを装備。リアバンパーには、新形状のテールパイプが組み込まれた。

オプションの「ブラック」、「ブラックプラス」のオプティクスパッケージを選択すると、シングルフレーム、サイドウィンドウトリム、前後バンパーの周囲にアクセントが追加される。さらに、シングルフレームは、ハイグロスブラック仕上げになる。また、改良新型では、Bピラーにもモデル名などが表示されるようになった。

高輝度LEDヘッドライトが標準装備された。マトリクスLEDヘッドライトもオプション設定される。さらに、アウディレーザーライトを備えたHDマトリクスLEDヘッドライトも用意された。このヘッドライトは、それぞれ24個のLEDと高出力レーザーダイオードから構成され、ヘッドライトに組み込まれたブルーのアンビエントライトにより識別できる。

70km/h以上の速度で作動するレーザーライトにより、ハイビームの照射範囲が増加する。このヘッドライトには、デジタルデイタイムランニングライトシグネチャーが新たに追加された。この機能は、「MMI」を介してユーザーが4種類のライトシグネチャーの中からひとつを選択することで、ユーザーの個性を反映した特長的なエクステリアを演出することができる。高い位置に設置されたデイタイムランニングライトにより、ワイドさが視覚的に強調された。高度にデジタル化されたOLEDリアライトがオプション設定。ヘッドライトと連動して、4種類のデジタルライトシグネチャーを選択することができる。

◆サードパーティ製のアプリが利用可能に

アップデートの一環として、アウディはアプリの範囲も拡大した。今回初めて、サードパーティ製のアプリ(「Spotify」や「Amazon music」など)を利用できるようになる。定期的なソフトウェアアップデートと継続的に拡大するアプリの種類によって、インフォテインメントシステムをさらにパーソナライズすることも可能だ。

また、第3世代の「モジュラー・インフォテインメント・ツールキット(MIB3)」は、市場独自のappストアを利用できるように機能が拡張される。

ドライバーアシスタンスシステムに関しては、とくに車両周囲の状況を表示する機能が充実した。「アウディバーチャルコックピット」は、車線変更警告、他の道路ユーザー(トラック、乗用車、モーターサイクル)との距離警告、交差点アシスト、信号機情報を、フルHD品質でオンライン表示する。appストアと新しい周囲表示に加えて、標準装備の範囲も拡大された。改良新型では、従来の装備に加えて、20インチアルミホイール、リアビューカメラ、パーク&ハイビームアシスト、コンビニエンスキーなどが標準装備されている。

◆内外装の仕上げの選択肢が拡大

ベースモデルのシートトリムのステッチには、コントラストカラーのグレーが採用された。また、9種類の装飾インレイから選択することができる。標準モデルにはファイングレインアッシュナチュラルシルバーが設定された。「Sライン」スポーツパッケージには、カーボンツイルマットとアルミニウムライナーシルバーグレーがオプション設定されている。

改良新型の個性をさらに強調するために、3種類の新しいボディカラーが用意された。「アウディ・スポーツ」は、すべてメタリック仕上げのサクヒールゴールド、アスカリブルー、チリレッドを設定する。顧客は、さまざまな仕上げに加えて、新しい追加装備を選択することも可能。ホイールは21インチから23インチまで、5種類の新しいデザインが用意されている。

《森脇稔》

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