ホンダ『モトコンポ』が電動スクーターとして再来…ハンドルやシートを折りたたんで運べる

ホンダ・モトコンパクト
ホンダ・モトコンパクト全 12 枚

ホンダ(Honda)の米国部門は9月14日、1980年代のホンダ『モトコンポ』を現代風にアレンジした新型電動スクーター、『モトコンパクト』を発表した。

写真:ホンダ『モトコンパクト』とオリジナルの『モトコンポ』

オリジナルのモトコンポは、1981年11月に日本で発売された。当時、同時発表されたコンパクトカーの初代『シティ』の荷室に、ハンドルやシートを折りたたんで積める機動性の高さがモトコンポの特長だった。必要十分な性能を備えた2.5馬力の2サイクルエンジンを搭載していた。

米国で発表されたモトコンパクトは、乗って楽しい「ファースト&ラストマイルソリューション」を目標に開発された。都市部での新しい移動手段として、1回の充電で最大12マイル(約19km)のゼロエミッション走行が可能。バッテリーは車載の充電器で、3時間30分で充電できる。

モトコンパクトは、軽量かつコンパクトなデザイン。オリジナルのモトコンポ同様、ハンドルやシートは折りたむことができ、キャリーケースとして持ち運べるようにした。

モトコンパクトの米国でのベース価格は、1000ドル(約15万円)を下回る予定。オンライン、またはホンダとアキュラのディーラーで、11月から購入できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. 次世代バイオディーゼル、2050年カーボンニュートラルへ…期待される理由とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る