トヨタのハイブリッドミニバン『シエナ』がスポーティ性を強化…2024年型 10月米国発売

トヨタ・シエナ の2024年モデル
トヨタ・シエナ の2024年モデル全 10 枚

トヨタ自動車の米国部門は9月19日、ミニバン『シエナ』(Toyota Sienna)の2024年モデルを発表した。10月、米国市場で発売される予定だ。

写真:トヨタ・シエナ の2024年モデル

◆「XSE」グレードにプレミアムパッケージ設定

シエナは主に、北米市場で販売されているミニバンだ。初代シエナは1997年、『エスティマ』の後継モデルとして登場した。エスティマよりもひと回り以上、大型のボディが特長だ。シエナは『カムリ』のプラットフォームをベースに開発されてきた。2020年秋に発売された現行型は4世代目モデルとなる。パワートレインは全車ハイブリッドだ。

2024年モデルでは、スポーティグレードの「XSE」に「プレミアムパッケージ」を設定した。運転席8ウェイパワーアジャスタブル&メモリー機能付き本革シート、オレンジアクセントステッチ、メモリー機能付きチルト&テレスコピックステアリング、7インチマルチインフォメーションディスプレイ、前席シートヒーター&ベンチレーション、ブラインドスポットモニター、オートリバースなどを装備した。

また、「LE」と「XLE」グレードには、ダーククロームアクセントヘッドライトが装備された。XSE のAWDと「Woodland」グレードは、アルミホイールをダーク仕上げに変更している。

トヨタ・シエナ の2024年モデルトヨタ・シエナ の2024年モデル

◆2.5リットル直4エンジン+2モーターのハイブリッドは245hp

シエナのパワートレインは、全車がハイブリッドとなる。2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンに2つのモーターを組み合わせ、ハイブリッドシステム全体で245hpのパワーを引き出す。燃費は複合モードで15.3km/リットル。トヨタによると、クラスをリードする燃費性能を備えているという。

オプションで、「エレクリック・オン・デマンドAWD」と呼ばれる4WDが選択できる。前輪をエンジンとモーター、後輪をモーターで駆動する4WDだ。通常走行はFFを基本とし、滑りやすい路面などで追加のトラクションが必要な場合、瞬時に後輪を駆動し、4WDとなる。

前後の駆動トルクの配分は、100対0から滑りやすい路面での20対80まで、路面や走行条件によって変化する。前後のトルク配分は、マルチインフォメーションディスプレイに表示される。このハイブリッドAWDシステムは、アンダーステアを低減することにより、コーナリングの俊敏性を高め、新型シエナのハンドリング性能を向上させるという。

トヨタ・シエナ の2024年モデルトヨタ・シエナ の2024年モデル

◆2列目に635mmスライドするスーパーロングスライド機能

インストルメントパネルは、水平基調とした。ワイドなセンタータッチディスプレイ、各部に設けられた収納、「ブリッジコンソール」を備えた開放感のあるインテリアを追求している。ブリッジコンソールは、一般的なミニバンレイアウトとは異なるデザインだ。

ブリッジは、使いやすさのために、人間工学に基づいて運転席と助手席の間に配置されており、インストルメントパネルはセンターアームレストにつながっている。このデザインにより、ドライバーはストレスの少ない快適なドライブ体験を得ることができるという。

シフトレバーをはじめ、カップホルダーやワイヤレス充電器、収納スペースは、ドライバーの手の届く場所にレイアウトする。ブリッジの下には、財布やバッグなどの大きな身の回り品を置くのに便利な広いオープンエリアを設けた。

2列目キャプテンシートには、スーパーロングスライド機能を設定する。このシートは、前後に635mmスライドする。オットマン機能と組み合わせて使用すれば、これまでにないレッグルームと快適性を実現した、としている。

《森脇稔》

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