致命傷のビッグモーター、損保全7社が代理店契約を解除[新聞ウォッチ]

三井住友海上火災保険
三井住友海上火災保険全 2 枚

今月(10月14日)亡くなった俳優でコメディアンの財津一郎さんが甲高い声で叫んでいた「キビシーッ」や「助けてチョーダイ!」などの独特のギャグを連呼しても、まったく通用しないほどの致命傷にもなりかねないだろう。

【画像全2枚】

◆三井住友海上火災保険が代理店契約を解除

三井住友海上火災保険が、自動車保険の保険金不正請求問題などで大揺れの中古車販売大手のビッグモーターとの保険代理店契約を11月30日付で解除すると発表した。ビッグモーターとは、損害保険会社7社が代理店契約を結んでいたが、三井住友海上が解除を発表したことにより、全社が契約を解除したか、解除で合意したことになるという。

きょうの各紙にも「損保、ビッグモーターと解約、全7社、代理店委託ゼロに」などとのタイトルで報じている。それによると、ビッグモーターと委託契約を結んでいたのは、三井住友海上に損害保険ジャパン、東京海上日動火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険を加えた大手4社と、共栄火災海上保険、日新火災海上保険、AIG損害保険の中堅3社。

すでに損保大手では東京海上日動火災保険が10月1日付で契約を解除し、あいおいニッセイ同和損害保険も11月30日付で解除することを発表している。

◆中古車販売にも影響か

さらに、損害保険ジャパンも契約を解除することで合意しており、代理店契約を結ぶ損害保険会社7社がいずれも解約することになり、ビッグモーターにとっては大きな収益源にもなっていた「代理店業」を続けるのは困難な状況に追い込まれたことにもなる。今後、中古車を購入した顧客は、インターネットで申し込むなどして自ら保険に加入する必要がある。全損保の契約解除に対しては「責任逃れ」との批判もある一方で、ビッグモーターにとっては主力の中古車販売にも影響を及ぼすことは避けられないだろう。

2023年10月24日付

●検索ライバル排除か、グーグル公取委が調査衆(読売・1面)

●ライドシェア検討表明、タクシー不足対応安全面課題、首相所信演説(読売・9面)

●トヨタ全工場再開へ、26日から全面生産(読売・9面)

●けいざい+:トヨタのEV戦略、「後ろ向き」返上へ技術一挙公開(朝日・6面)

●ビッグモーターの代理店契約全損保解除、三井住友海上が解約へ(朝日・7面)

●走りのエンタメ化目指す、ソニー・ホンダモビリティ川西社長、IT融合の中国EV「アイコンを並べただけ」(産経・12面)

●ガソリン補助金4月末まで維持、政府調整(日経・1面)

●高速道の通勤割引拡大、毎日24時間に、経済対策の原案判明(日経・5面)

●ホンダ、社外に新事業募集、起業志望の個人・新興対象(日経・15面)

●日本企業に上振れ期待、今期の市場予想、自動車や機械勢い(日経・16面)

●F1角田が8位、今季4度目入賞、米国GP決勝(日経・37面)

《福田俊之》

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