Mモデル最強の748ps/1000Nm、BMW XMレーベル発売…価格は2420万円

BMW XMレーベル・レッド(ジャパンモビリティショー2023)
BMW XMレーベル・レッド(ジャパンモビリティショー2023)全 26 枚

ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、Mブランド専用の電動SUV『XM』に高性能グレード「レーベル」を追加し、10月27日より販売を開始した。価格は2420万円。納車は本年末からを予定している。


XMはオンロード走行性能を高めた、Xモデル初のM専用モデル。またMモデルで初となるプラグインハイブリッドシステムを搭載し、BMW M史上最強パワーでサーキット走行を可能とするダイナミックなパフォーマンスを発揮する。今回発売するXMレーベルは、PHEVシステムのトータル最高出力を748ps、最大トルク1000Nmに高めた最強のMモデルとなる。

またBMWジャパンでは、XMレーベルの発売と同時に、専用の内外装色に鮮烈な印象のレッド・アクセントを施した全世界限定500台の限定車「XMレーベル・レッド」日本仕様モデルの注文の受付を公式ウェブサイト内の専用ページにおいて11月8日まで実施する。日本国内において15台限定での導入となり、限定台数より注文数が上回った場合には抽選により当選者を決定する。納車開始は本年末からを予定している。価格は2600万円。

XMレーベル・レッドは、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中のジャパンモビリティショー2023の会場内BMWブースに、日本初公開モデルとして展示されている。

BMW XMレーベル・レッドBMW XMレーベル・レッド

◆BMW M史上最強のパワーユニット

パワートレインは最高出力585ps(標準モデル比+96ps)、最大トルク750Nm(同+100Nm)にまで高めた4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンと電気モーター(最高出力197ps)に8速Mステップトロニックの組み合わせ。高性能プラグインハイブリッドシステムをさらにチューンアップし、システムトータルの最高出力は748ps、最大トルクは1000Nmを発揮。電気自動車(EV)を除き、BMW M史上最強のパワーユニットを搭載する。

足回りには電子制御ダンパーとアクティブロールスタビライザーを備えたアダプティブMサスペンションプロフェッショナルを採用。快適な長距離走行を実現する「コンフォート」、スポーツ走行に適した「スポーツ」、ダイナミックな走行を可能にする「スポーツプラス」の3種類から走行モードを選択できる。

さらに直進走行時の快適性を高めるアクティブロールスタビライザー、回頭性と俊敏なレーンチェンジを可能とするインテグラルアクティブステアリング、Mスポーツブレーキ、Mモデル専用4輪駆動システムM xDrive等を採用。あらゆる状況において、Mモデルに相応しい走りを実現する。

BMW XMレーベル・レッドBMW XMレーベル・レッド

◆赤く縁取られたキドニーグリルの限定車

エクステリアデザインは、標準モデルに対し、キドニーグリルやウィンドウまわりのアクセントバンドがハイグロスブラックとなり、より精悍な印象に。また「XM」モデルバッジはレーベル専用に赤く縁どられ、専用ボディカラーとしてMブルックリングレーメタッリックを設定する。インテリアでは、専用のブラックとフィオナレッドのバイカラーにレッドコントラストステッチをあしらったBMWインディビジュアル エクステンドレザーメリノシートを採用。さらにインテリアトリムも、XMレーベル専用のMカーボンファイバートリムを採用している。

限定車XMレーベル・レッドは、キドニーグリルやウィンドウまわりのアクセントバンドが限定車専用のトロントレッドとなり、併せて、専用22インチホィールのインサートカラーおよびMスポーツブレーキキャリパーもレッドに塗装。より鮮烈な印象となっている。また、レーベル・レッド専用のボディカラーとしてBMWインディビジュアル フローズンカーボンブラックメタリックを設定。インテリアトリムには限定台数を示す「1/500」のレタリングを施している。

BMW XMレーベル・レッドBMW XMレーベル・レッド

◆ハンズオフ機能など最新機能を搭載

XMは、ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載。一定の条件下にて、ステアリングから手を離しての走行が可能となっている。また、精度と正確性が向上した最先端運転支援システムを標準装備。アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)や衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、ペダル踏み間違い急発進抑制機能などを装備する。

また、車載通信モジュールによりクルマの状況をリアルタイムで把握し、ドライバーをサポートする「BMWコネクテッドドライブ」、声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となる「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」を搭載。さらにクラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa」にも対応する。

《纐纈敏也@DAYS》

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