VWの大型EVワゴン、プロトタイプの新写真…『ID.7 ツアラー』は2024年デビューへ

フォルクスワーゲン ID.7 ツアラー のプロトタイプ
フォルクスワーゲン ID.7 ツアラー のプロトタイプ全 10 枚

フォルクスワーゲンは11月9日、ブランド初のEVワゴン『ID.7ツアラー』(Volkswagen ID.7 Tourer)のプロトタイプの新写真を公開した。実車は2024年にデビューする予定だ。

ID.7ツアラーは、EVセダンの『ID.7』のワゴンバージョンになる。フォルクスワーゲンの新世代EVの「ID.」ファミリーに共通する「MEB」プラットフォームがベースだ。航続を延ばすために、エアロダイナミクス性能を追求した。その結果、ID.7ツアラーの前面空気抵抗を示すCd値は0.24と、セダンのID.7の0.23とほぼ同じとなる。

ショートオーバーハングとロングホイールベースによって、ゆとりの室内空間を可能にした。5名乗車時に、リアシートの背もたれの高さまで荷物を積み込むと、最大545リットルの容量を確保できる。後席の背もたれを倒せば、大型ワゴンらしく、カーゴスペースの全長はおよそ2m、容量は最大1714リットルに拡大する。

ID.7ツアラーにも、セダンのID.7と同じEVパワートレインが搭載される見込み。セダンのID.7の場合、モーターは、最大出力286ps、最大トルク55.5kgmを発生する。このモーターは、ID.ファミリーの中で最もパワフルという。また、1回の充電での航続は、最大621km(WLTPサイクル)に到達している。

《森脇稔》

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