『ボクスター』と『ケイマン』次期型をEV化、ポルシェが生産準備…独主力工場を大規模改修へ

ポルシェ 718 ケイマン GT4 eパフォーマンス(参考)
ポルシェ 718 ケイマン GT4 eパフォーマンス(参考)全 10 枚

ポルシェ(Porsche)は11月16日、EV化される次期「718シリーズ」(『ボクスター』と『ケイマン』)の生産に備えて、ドイツ・シュトゥットガルトのツッフェンハウゼン工場で大規模な改修を行うと発表した。

ツッフェンハウゼン工場は、ポルシェの主力工場で、『911』シリーズなどを生産している。将来的には、ポルシェの2ドアスポーツカーの伝統的な組み立てラインにおいて、次期718シリーズの電動スポーツカーが生産されることになる。ポルシェは、この改修工事に約2億5000万ユーロを投資する。

ポルシェは2020年代の半ばに、718シリーズをEV化する計画だ。また2025年には、すべてのポルシェの新車の半数を電動車(EVまたはPHEV)にしていく。これにより2030年には、すべての新車に対するフル電動モデルの比率を80%に引き上げることを目指している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  3. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  4. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  5. 【マツダ CX-60 MHEV 新型試乗】買い時とグレードのチョイスに迷う存在…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る