『アイオニック5』ベースのロボタクシー、ヒョンデが生産開始…2024年から運行予定

ヒョンデ・アイオニック 5 ベースのロボタクシー
ヒョンデ・アイオニック 5 ベースのロボタクシー全 5 枚

ヒョンデ(Hyundai Motor)は11月21日、小型EV『アイオニック5』ベースのロボタクシーの生産を、シンガポールの新工場で開始した、と発表した。2024年、米国で運行を開始する予定だ。

アイオニック5のロボタクシーは、カメラ、レーダー、LiDAR(ライダー)など、30以上の高度なセンサーと車載コンピューティングシステムにより、交通量の多い都市部を自動運転で走行する。このロボタクシーは米国だけでなく、世界の他の主要都市にも拡大する計画だ。

このロボタクシーには、レベル4の自動運転技術を搭載する。ヒョンデによると、アイオニック5のロボタクシーは、米国連邦自動車安全基準(FMVSS)の認定を受けた最初のSAEレベル4の自動運転車のひとつになるという。

日本市場にも導入されているアイオニック5は、「パラメトリックピクセル」を取り入れた先進的なエクステリアデザインが特長だ。ボディサイズは、全長4635mm、全幅1890mm、全高1645mmの5名乗りのハッチバック。およそ3000mmのロングホイールベースにより、ゆとりのある室内空間を実現した。スライドコンソール、リラクゼーションコンフォートシート、全座席シートメモリーシステムも採用している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. BYD、国内EV累計販売が5305台に…5000台目の『シーライオン7』を納車
  2. 『デュカト』ベースで4名就寝を実現、トイファクトリーの新型キャンピングカー『ブルージュ』の内装をチェック
  3. トヨタ『ヤリスクロス』がハイブリッド・フレックス燃料車に、日本とは違うブラジル専用車
  4. 「ついに樹脂バンパーやめるのかー」ルノー『カングー』が大きくイメチェン! 装備の充実に「豪華ングー」の声も
  5. 『ランクル250』の乗り降りをラクラク快適に、穴あけ不要の専用「電動サイドステップ」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る