車いすレーサー青木拓磨も登壇、「全ての人が旅を楽しむ」ためのシンポジウム 1月31日開催

アクセシブル・ツーリズム推進シンポジウムに登壇する青木拓磨氏
アクセシブル・ツーリズム推進シンポジウムに登壇する青木拓磨氏全 2 枚

東京都は2024年1月31日、「アクセシブル・ツーリズム推進シンポジウム」を開催する。アクセシブル・ツーリズムとは、障害者や高齢者など、移動やコミュニケーションに困難さを抱える人々のニーズに応え、誰もが旅を楽しむことを目指す取り組みだ。

シンポジウムには観光関連事業者、福祉関連事業者、飲食業界の方々だけでなく、一般参加も可能。アクセシブル・ツーリズムの理念が広く広まることを目指し、そのメリットやノウハウ等の情報を提供するという。

視覚や聴覚に障害がある方でも参加できるよう、情報保障を行う。WEBサイト内では音声読上げ機能を提供し、講演では手話通訳や字幕などを用意する。参加は無料だ。

特別講演には、ホイールチェアプロレーシングドライバーであり、国際自動車連盟(FIA)障害者アクセシビリティ委員会メンバーであるレーサーの青木拓磨氏が登壇する。彼の講演テーマは「諦めない夢と目標の実現」だ。

また、パネルディスカッションやミニセミナーも開催。パネルディスカッションのテーマは「観光産業の新たな価値創造とアクセシブル・ツーリズム」で、薄葉ゆきえ氏、松本国一氏、櫻井亮太郎氏らがパネリストとして参加する。

ミニセミナーでは、「お遍路×ロボットによる健康ウォーキング旅」、「すべての人々がどこでもいつでも快適なトイレを使えるために」、「人に優しいホテルを目指して」など、様々な観点からアクセシブル・ツーリズムを紐解く。

シンポジウムでは、アクセシブル・ツーリズムに取り組む企業の商品やサービスを紹介する展示コーナーのほか、都内事業者を対象とした相談会も実施する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る