スワロフスキー製クリスタルに車載ディスプレイを組み込み、コンチネンタルが発表…CES 2024

コンチネンタルのクリスタルセンターディスプレイ
コンチネンタルのクリスタルセンターディスプレイ全 2 枚

コンチネンタル(Continental)は1月8日、クリスタルセンターディスプレイをCES 2024で初公開した。世界初というこの車載ディスプレイは、スワロフスキー製のクリスタルガラスに組み込まれている。

写真:コンチネンタルのクリスタルセンターディスプレイ

この10インチの次世代ディスプレイは、高いレベルの輝度とコントラストを可能にする最新のマイクロLED技術をベースにしている。映像を生成するマイクロLEDパネルは、クリスタルのボディに吊り下げられ、表示されるコンテンツが浮いているかのような錯覚をもたらす。車載ディスプレイと本物のクリスタルの組み合わせは、スワロフスキー・モビリティとの共同開発によるものだ。

立体的なクリスタルフォルムは、スワロフスキー・モビリティが開発した独自のファセットカットが特長。特殊な研磨技術を駆使して、特長的なファセットが施されたボリューム感のあるクリスタルパネルが完成した。スワロフスキー・モビリティの専門家は、繊細でありながら耐久性のあるクリスタルハウジングを考案し、車載時における光学的、技術的な課題をクリアすることに成功した。透明な着色クリスタル仕上げにより、ドライバーや同乗者からは、背後のセンターコンソールが透けて見えるようになっている。

コンチネンタルのエンジニアが直面した課題は、ディスプレイを着色されたクリスタルパネルに投影し、ひとつのユニットに統合することだった。これにより、表示されるコンテンツがクリスタルの中で自由に浮いているかのような錯覚を起こさせるという。

これを実現するために、クリスタルセンターディスプレイには、マイクロLED技術を採用している。マイクロLEDディスプレイは自己発光ピクセルが特長で、同等の技術よりも高い輝度と優れたコントラストを実現する。コンチネンタルは、クリスタルセンターディスプレイに搭載された次世代スクリーン技術により、未来の自動車を定義する可能性のあるエキサイティングで新しいラグジュアリーインテリアコンセプトへの道を切り開く、としている。

《森脇稔》

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