ティアフォー、自動運転AI開発をスケールさせるプロジェクト…CES 2024

ティアフォーが開発するCo-MLOps Platformの概念
ティアフォーが開発するCo-MLOps Platformの概念全 4 枚

自動運転ソフトウェアの先駆者であるティアフォーは、AI開発をスケールさせる新たな取り組みとして、Co-MLOpsプロジェクトを開始した。このプロジェクトにより、世界中で収集されるセンサデータが共有可能となり、各社の自動運転AI開発が強化できることが期待される。

ラスベガスで開催されるCES 2024では、ティアフォーのブースで実証実験の成果が展示される。実証実験は、世界8地域で行われ、各地域で収集された映像データを用いてエッジAIモデルの環境認識性能を評価した。

自動運転AI開発には大規模なデータセットが必要だが、これまでは各社が独自にデータを収集し、重複が生じていた。ティアフォーは、この問題を解決するため、Co-MLOps Platformの開発を推進する。このプラットフォームは、AWSのサービスを活用し、効率的かつ安定した運用を目指す。

さらに、参加企業は独自の技術資産や品質管理手段を保持でき、成果はSOAFEEフレームワークやOpen AD Kitと統合される。これにより、ソフトウェア定義型自動車の量産に向けたソフトウェア開発が促進される。


《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る