踏み間違い防止でクルマの安全に大きく貢献!アイアクセルを展示した日本特殊陶業…東京オートサロン2024

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日本特殊陶業…東京オートサロン2024
日本特殊陶業…東京オートサロン2024全 12 枚

1月12日から14日まで千葉県の幕張メッセで開催された「東京オートサロン2024」。NGKブランドでスパークプラグを展開し、海外では新たにNiterraニテラ)という英文商号を掲げている日本特殊陶業は、恒例となっている四輪用スパークプラグの全ラインアップをブース内に陳列。同社の新たな取組みについての展示も行われていた。

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多くの来場者の注目を集めた新たな取組みというのは、アクセルとブレーキの踏み間違えを防ぐ装置である「アイアクセル」だ。同製品は岡山の英田エンジニアリングが開発したものだが、社会問題にもなっている踏み間違えによる事故を減らすという取組みに賛同し、日本特殊陶業も普及をサポートしているという。

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そんなアイアクセルの特徴は、電子制御ではなく機械的な制御を行っているところ。ケーブル式のアクセルにも対応できるため、幅広い車種に対応。仕組みとしては踏み間違いの原因となる急発進におけるアクセルを勢いよく踏み込んでしまった時に、アイアクセルが装着されていれば装置が作動して踏み込んだアクセルが解除されると同時に、緩やかにブレーキがかかるので大事故になりにくくなるのだ。

センサー式装置が感知しにくい場所や悪天候時でも安全に作動するのがケーブル式の大きな利点となる。そしてもう一つ、ペダルを踏み込みすぎたときに警告音を発して、そこからさらに踏み込んでしまった場合にアクセルが解除される。

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運転中に突然のことで焦ってしまう事で起きる、踏み間違い事故を未然に対処出来るアイアクセルは高齢者はもちろんの事、運転が少し苦手であってもクルマが無いと生活できない人には導入を考えて欲しい製品だ。

現在は国産メーカーの数十車種に対応し、今後も対応車種を拡大していくという。ちなみにアイアクセルの金額は取り付け工賃を含めて20万円前後とのこと。決して安い金額ではないが、踏み間違えによる事故の軽減ができると考えれば、導入を検討してもよい金額といえる。

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そしてスパークプラグが展示されているエリアでは、全てのラインアップを見ることができた。普段プラグはエンジンの見えない所に装着されているので、メンテナンス上級者でない限りは装着されているプラグをチェックすることができない。かといってエンジンにとって非常に重要な部品であるのも間違いない。

そこで自分の所有するクルマの交換時期を把握する必要が出てくるのだが、自動車に付属しているメンテナンスブックを見ればその車種に合った交換時期が記載されているはず。

貴金属タイプを除く一般的なプラグであれば、大凡の目安として普通自動車であれば15,000キロ~20,000キロごとで、高回転で走ることが多い軽自動車であれば7,000キロ~10,000キロが目安といわれているのでチェックしてみよう。

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会場ではスタンダードなモデルからハイエンドモデルまで、各モデルの違いをチェックしている来場者もいたほど。特に注目を集めていたハイエンドモデルの「プレミアムRXプラグ」は、さらなる燃焼効率向上を目指して開発。

着火性を高めるためのルテ二ウム素材の採用や火炎拡大を速めるために外側電極の形状を工夫するなど、技術と長年の知見を活かして開発されたスパークプラグでもある。そのためパフォーマンスの向上だけでなく、燃費や耐久性の向上にもひと役買ってくれるという。

日本特殊陶業…東京オートサロン2024日本特殊陶業…東京オートサロン2024また、ブース内にはスパークプラグが陳列されているだけでなく、その構造や役割を詳しく知るための資料も観ることができた。スパークプラグは小さなアイテムだが、エンジンにとって重要なパーツであることも知ることができる展示となっていた。踏み間違え防止で安心・安全なカーライフを!
日本特殊陶業「アイアクセル」の詳細はこちら

《鈴木 明秀》

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