ポルシェ『マカン』新型、スケッチ公開…実車は1月25日発表予定

ポルシェ・マカン 新型のスケッチ
ポルシェ・マカン 新型のスケッチ全 5 枚

ポルシェは、1月25日にワールドプレミアを予定しているSUV『マカン』(Porsche Macan)の新型のスケッチを公開した。現行型よりもスリム化された前後ライトなどの特長が見て取れる。

新型マカンには、永久磁石シンクロナスモーター(PSM)と呼ばれる電気モーターを搭載する。高性能モデルの場合、オーバーブースト時の最大出力は612hp以上、最大トルクは102kgm以上を引き出す。電子制御式の「PTM(ポルシェ・トラクション・マネージメントシステム)」は、102kgmを超えるトルクをほぼリアルタイムで配分する。

バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は100kWh。WLTPサイクルの航続は、すべてのバリエーションで500km以上に到達する。800ボルトテクノロジーによって、最大出力270kWで充電できる。400ボルトの充電ステーションでは、およそ22分で充電レベルを10%から80%まで引き上げることができる。

バッテリーの高電圧スイッチにより、800ボルトのバッテリーを2つのバッテリー(各バッテリーの定格電圧は400ボルト)に効果的に分割し、バンク充電を可能にした。これにより、HVブースターを追加することなく、最大出力150kWで効率的な充電が行える。AC充電は最大11kWまで対応している。

また、マカンならではのハイパフォーマンスと快適性を両立させるため、2バルブダンパーテクノロジー、エアサスペンション、リアアクスルロック、最大5度の操舵角を持つリアアクスルステアリングを備えた「PASM(ポルシェ・アクティブサスペンション・マネージメントシステム)」を採用する、としている。

《森脇稔》

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