素早く、賢く、汚さずに初期消火、イタリア発の消火具「ファイヤーショーカスティック」が日本上陸

科学のチカラで消火する消火具「FIRE SHOKA STICK」
科学のチカラで消火する消火具「FIRE SHOKA STICK」全 7 枚

輸入車・自動車用品販売のホワイトハウスの関連企業TCLから、イタリア発の消火具『ファイヤーショーカスティック』が新発売。2月2日から幕張メッセで開催される「ジャパンキャンピングカーショー2024」のホワイトハウスブースにて出展されるほか、ウェブサイトで販売も開始された。

ファイヤーショーカスティックは一般的な粉末剤や薬剤を噴射して消火する消火器とは異なり、気体を噴射して化学反応を起こし消火することができる消火具だ。初期消火に最適なイタリア発祥の小型消火具「Fire Safety Stick」の日本における独占販売契約を、ホワイトハウスが製造元と交わしており、これを日本国内向けに「FIRE SHOKA STICK(ファイヤーショーカスティック、以下:FSS)」として販売するもの。

使い方は発煙筒とよく似ていて、筒状の先端に付属のストライカーキャップで点火、放出される消火剤を炎に向けて使用する。噴射により生成されるのは、人体・環境に無害な「微細なカリウム粒子」「窒素」「水蒸気」で、気体として噴射される。消火後の現場には消火剤由来の汚れを残さない。エンジンルームや車内、自宅室内でも粉末まみれになることを恐れず、躊躇なく消火活動が行えるメリットは大きい。

噴射時間に応じて「FSS 100」「FSS 50」の2タイプがあり、「FSS 100」でも直径40mm×長さ330mm・重さはたった365gと、一般的な消火器(約5kg)に比べて非常に小型軽量で女性や高齢者でも手軽に扱える。発煙筒のようにコンパクトなので、自動車に常備することも容易だ。

標準使用期限約5年・年一回の点検が必要な一般的な消火器に対し、FSSの使用期限は15年・年次点検も不要となっている。価格は100秒タイプの「FSS 100」が税込み1万8700円、50秒タイプの「FSS 50」が税込み1万6500円

《ヤマブキデザイン》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  3. 【三菱 デリカミニ 新型】日本のアニメ文化も取り入れた新「ウルルン顔」は可愛いだけじゃない
  4. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る