ルノーグループ、EV専業新会社「アンペア」の株式公開を中止…市場の状況を考慮

ルノー 5 新型のプロトタイプ
ルノー 5 新型のプロトタイプ全 5 枚

ルノーグループ(Renault Group)は1月29日、EV事業を手がける新会社「アンペア」のIPO(新規株式公開)を中止すると発表した。

ルノーグループは、自動車産業の変革から生じる課題に取り組み、その機会を活用するとともに、気候変動に対する大きな懸念に立ち向かうため、EVという高成長市場における欧州のリーダーになることを目指し、新会社のアンペアを2023年11月に設立した。ルノーグループの戦略計画の第3章「レボリューション」を明確に示すものとして、アンペアは欧州初のEVおよびソフトウェアの専業会社として発足した。

アンペア設立の目的は、ヨーロッパでEVを民主化し、人々が手軽に購入できるEVを用意することだ。アンペアは、ルノーグループの15年にわたるEVの専門知識をベースに、効率的な組織を組み合わせて、欧州市場向けのEVを設計し、ユニークな顧客体験を提供する。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る