マクラーレンの電動スーパーカー『アルトゥーラ』、オープン「スパイダー」発表

マクラーレン・アルトゥーラ・スパイダー
マクラーレン・アルトゥーラ・スパイダー全 5 枚

マクラーレンオートモーティブは2月27日、プラグインハイブリッド(PHEV)スーパーカーのマクラーレン『アルトゥーラ』のオープン版、「アルトゥーラ・スパイダー」(McLaren Artura Spider)を欧州で発表した。

写真:マクラーレン・アルトゥーラ・スパイダー

3.0リットルV型6気筒ガソリンエンジンを基本にした高性能PHEVパワートレインを搭載する。高いレベルのパフォーマンスとドライバーエクスペリエンス、ミドルレンジのEVに匹敵するドライブ機能を併せ持ち、EVモードでは、多くの都市において、日常走行をカバーする航続を備えている。

コンパクトなV型6気筒ガソリンエンジンは、2個のターボとモーターとの組み合わせにより、軽量なハイ・パフォーマンス・ハイブリッド(HPH)パワートレインを構成する。このパワートレインは、より大排気量のマクラーレンV8 エンジンに匹敵するパフォーマンスを維持しながら、低回転域でのトルクレスポンスの向上により、躍動感あふれる加速を実現する。

3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力605ps、最大トルク59.6kgmを発生する。モーターは最大出力95ps、最大トルク22.9kgmを引き出す。コンパクトなアキシャルフラックスEモーターは、トランスミッションのベルハウジング内に搭載されており、一般的なラジアルフラックスモーターより小型で電力密度が高い。

システム全体で700psの最大出力、73.4kgmの最大トルクを獲得する。トランスミッションは8速の「シームレスシフト」。0~100km/h加速3.0秒、0~200km/h加速8.4秒、0~300km/h加速21.6秒、0~400m加速10.8秒、最高速330km/h(リミッター作動)の性能を可能にしている。

《森脇稔》

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