未来の電動バイク提案『FSD 59』…ジュネーブモーターショー2024

フランク・スティーブンソン・デザインの『FSD 59』
フランク・スティーブンソン・デザインの『FSD 59』全 5 枚

英国のデザイン工房の「フランク・スティーブンソン・デザイン」は2月27日、未来のバイクを提案する『FSD 59』をジュネーブモーターショー2024で発表した。

これは、先進技術と革新的なデザイン要素、そして優れた機能性を組み合わせた未来的なモーターバイクだ。

FSD 59は、宇宙カプセル、eVTOL(電動垂直離着陸機)、スーパーコンピューター、スーパーカー、時計、ベビーシートなど、多岐にわたるプロジェクトに取り組んできたフランク・スティーブンソン・デザインのビジョンと創造性を示すプロジェクトバイクだ。

FSD 59は、電動および水素パワートレインを想定したバイクだ。デザインチームは、スポーツバイク、スーパースポーツクルーザー、高級通勤バイクなど、異なるライディングスタイルや好みに適応できるバイクを目指した。そのため、ハンドルバー、フットペグ、シートは調節可能。バイクは軽量で機敏性があり、攻撃的すぎず、快適さや安全性を損なうこともないという。

FSD 59は、単なるコンセプトではなく、実世界での応用が可能なリアルなプロトタイプだ。電動モーターを搭載し、高い性能と効率を発揮する能力を持ち、純粋な空力デザインにより抵抗を最小限に抑え、速度を最大化する。また、モジュラーバッテリー搭載のモノコックプラットフォーム、ダイナミックなウィンドスクリーン角度調整、AR対応HUD、モノブロックフェアリングなど、他にも革新的な特徴を備えている。

バイクは、谷間の道をクルーズしたいと思うライダーから、週末にサーキットで楽しみたいと思うライダーまで、多様なニーズと欲望に応えるよう設計されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る