カーデザインの巨匠、ガンディーニ追悼展を開催へ…オートモビルカウンシル2024

・ガンディーニ追悼の特別展示決定

・名車ミウラやカウンタック展示

・ピニンファリーナ展示は延期

ランボルギーニ・ミウラP400
ランボルギーニ・ミウラP400全 14 枚

去る3月13日に85歳でこの世を去ったイタリアの伝説的カーデザイナー、マルチェロ・ガンディーニを偲び、オートモビルカウンシル2024にて「In Memory of Marcello Gandini」と題した特別展示が行なわれることが決定した。

【画像全14枚】

オートモビルカウンシルは「クルマを超えて、クルマを愉しむ。Classic Meets Modern and Future」をテーマに、ヒストリックカーと最新モデルが並ぶ展示会だ。2024年は4月12~14日に千葉市の幕張メッセで開催される。

ガンディーニは、ランボルギーニ『ミウラ』や『カウンタック』など、数々の名車を生み出したことで知られている。当初予定されていた「Designed by ピニンファリーナ」の展示は、来年以降に延期されることとなった。

1938年生まれのガンディーニは、同年生まれの3人、ジョルジェット・ジュジャーロやレオナルド・フィオラヴァンティと共に、イタリアのカーデザインを牽引した。彼のデザインは先鋭的であり、ランボルギーニ・ミウラやカウンタックのようなスーパーカーのデザインを革新した。また、フィアット『X1/9』やシトロエン『BX』など、手頃な価格の車にも傑作を残している。

今回の展示では、ガンディーニの作品から次の5台が選ばれている。

●ランボルギーニ・ミウラP400(1968年)

ランボルギーニ『ミウラP400』は、ミドシップV12スーパースポーツの先駆けとなったモデルだ。1966年のトリノモーターショーでデビューし、その革新性はフェラーリの初のミドエンジンモデル「BB」が登場する5年前のことだった。ジャン・パオロ・ダラーラによる横置きV12ミドエンジンシャシーに与えられた斬新なボディデザインが、ガンディーニをスターダムに押し上げた。

ランボルギーニ・カウンタックLP400ランボルギーニ・カウンタックLP400

●ランボルギーニ・カウンタックLP400(1974年)

ランボルギーニ『カウンタックLP400』は1974年に市場に投入され、ガンディーニの名声を不動のものにした。未来的なウェッジシェイプのモノフォルムデザインは、プロトタイプの段階から世界を驚かせ、生産型が登場すると熱狂的な賛辞を受けた。このデザインは、後のランボルギーニ各車、『ディアブロ』や『ムルシエラゴ』、『アヴェンタドール』、『レヴエルト』にも受け継がれている。

●ランチア・ストラトスHFストラダーレ(1975年)

ランチア『ストラトスHFストラダーレ』は、カウンタックと同じ1974年にデビューした。2.4L・V6エンジンをコクピット背後に搭載し、全長3.7mというコンパクトなボディが特徴である。もともとラリー参戦を目的に作られ、戦闘的な魅力が際立っている。

ランチア・ストラトスHFストラダーレランチア・ストラトスHFストラダーレ

●ディーノ308GT4(1974年)

フェラーリ/ディーノ『308GT4』は、3L・V8エンジンをミドシップしながらも4シーターとして仕上げられた。ウェストラインが前傾しウェッジシェイプながら、ルーフは扁平かつ水平である点が特徴である。フェラーリの多くを手がけた、ピニンファリーナのデザインとは異なる魅力を持つ。

●ランボルギーニ・エスパーダ・シリーズ2(1970年)

ランボルギーニ『エスパーダ』は、世界一速い4人乗りGTとして1968年のジュネーブモーターショーでデビューした。ミウラと同じくダラーラが設計し、ガンディーニがデザインを手掛けた。1970年のブリュッセルモーターショーで初公開されたシリーズ2は、4灯式ヘッドライトや、リアエンドパネルのデザイン変更により後方視界を改善するなど、エスパーダの3シリーズ中で最も挑戦的かつチャーミングなモデルとされている。

マルチェロ・ガンディーニマルチェロ・ガンディーニ

《レスポンス編集部》

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