ABTクプラ、東京E-Prixで初の6ポイント獲得!…フォーミュラE

ABTクプラ・フォーミュラE:ミュラー(フォーミュラE東京E-Prix)
ABTクプラ・フォーミュラE:ミュラー(フォーミュラE東京E-Prix)全 6 枚

ABB FIAフォーミュラE世界選手権で初めて日本で開催された東京E-Prixで、ABTクプラ・フォーミュラEチームのニコ・ミュラーは7位でフィニッシュし、チームとメーカーのマヒンドラ・レーシングにとって初の6ポイントを獲得した(3月30日)。

スイス人ドライバーミュラーは、7番手から決勝レースをスタートし、いくつかのオーバーテイクを披露し、今シーズン最高の結果を残した。チームメイトのルーカス・ディ・グラッシもポイント争いに加わっていたが、接触によりリタイアとなった。

グランドスタンド、ファンビレッジ、パドックには、日本の岸田首相やABTのパートナーであるZFのゲストを含む約万人のファンが訪れ、首都で開催された世界選手権のプレミアを見守った。

ABTのCEO兼チーム監督であるトーマス・ビアマイヤー
「チーム全体が好調だった。ニコはクリーンなレースをした。冷静さを保ち、良い戦略でチームとマヒンドラのパワートレインにとって最初のポイントを獲得した。ルーカスもポイント獲得に値しただろう。レースではニコのすぐ後ろにいたのに、ライバルに押されてリタイアせざるを得なかった。今日はトップ10で戦えたのは良かった」

ルーカス・ディ・グラッシ、#11(予選P14、決勝DNF)
「浮き沈みの激しい一日だった。予選でブロックされ、レースでは他のドライバーに押されてリタイアしたのが悔しい。でも、ポジティブなことがネガティブなことを上回った。僕たちのハードワークが報われ、オーバーテイクして競争できるようになったということ。この勢いを次のレースにつなげたい」。

ニコ・ミュラー、#51(予選7位、決勝7位)
「良い予選、良いレース、そしてついに7位で初ポイントを獲得することができた。チーム全体とこの数カ月間の努力に報いることができた。スタート後のクラッシュがなければ、5位以内に入ることもできたはず。この結果とポジティブな気持ちを次戦ミサノに持っていくつもりだ」


> フォーミュラE 東京初開催を振り返る
独特の予選方式は新鮮味大、やはり待たれるのは日本人選手の参戦
https://response.jp/article/2024/04/01/380827.html#google_vignette

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 軽オープンスポーツカー、2代目ダイハツ『コペン』が誕生!!
  2. ランドローバーが『ベイビーディフェンダー』発売ってほんと? これが市販デザインだ!
  3. 「さすが俺達の日産技術陣!」日産の新型EVセダン『N7』にSNS反応、「カッコ良すぎないか」などデザイン評価
  4. ヤマハの125ccスクーター『NMAX 125 Tech MAX』が世界的デザイン賞、ヤマハとしては14年連続受賞
  5. ゴミ回収箱に人が入ることは予見不能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  2. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  3. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  4. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  5. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
ランキングをもっと見る