話題のマツダ『EZ-6』、詳細スペックを公開! 後輪駆動でBEVは600kmの航続距離に

マツダ EZ-6(北京モーターショー2024)
マツダ EZ-6(北京モーターショー2024)全 53 枚

マツダが北京モーターショー(Auto China 2024)で世界初公開し、話題となっている新型EVセダン『EZ-6』。中国では『マツダ6』の後継モデルにあたり、存在感の薄い中国市場での反転攻勢をかけるためのフラッグシップだ。現地での写真、オフィシャル画像とともに、会場では明かされなかった詳細スペックを紹介する。

EZ-6は中国での合弁事業のパートナーである長安汽車との協力によって、長安マツダが開発・製造を行う新型電動車(新エネルギー車)の第1弾で、2024年中の発売を予定している。

マツダ EZ-6マツダ EZ-6

マツダは「マツダのデザインテーマ『魂動(こどう)』に基づいたスタイリングやマツダらしい人馬一体の走行性能を、長安汽車が有する電動技術やスマート技術と組合わせた電動専用車」としており、電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)の2機種を設定することで、中国におけるニーズや嗜好に幅広く対応する。

EZ-6のデザインテーマは「Authentic Modern」。魂動デザイン特有の生命感やエレガンスを表現しながら、電動化時代に相応しいスタイリングとし、シンプルで伸びやかなクーペフォルムを通じて、新しさもありながらクルマが本来もつ魅力を表現した。ボディサイズは全長4921mm×全幅1890mm×全高1485mm。マツダ6(4865×1840×1450mm)と比べて一回り拡大した、堂々たるサイズとなった。タイヤサイズは245/45R/19インチ。駆動方式はRWD(後輪駆動)だ。

ドライバーの意図に対してクルマがリニアに反応するようブレーキやステアリングをチューニング。かつて初代マツダ6(日本名アテンザ)が好評だった、マツダらしい“人馬一体”を感じさせるダイナミック性能を実現するという。

マツダ EZ-6マツダ EZ-6

BEVモデルでは50:50の前後重量配分を実現。フロントはストラット式、リアはマルチリンク式のサスペンション、高速走行時の安定性を向上させる電動リアスポイラーを採用する。

運転支援および事故被害の低減を図るインテリジェントドライブ機能、車外からでも音声操作が可能なインテリジェントパーキング機能、音声、タッチ、ジェスチャーと、様々な方法での操作が可能なスマートキャビンなど、安全および利便性を高めるスマート機能を盛り込む。

航続距離はBEVモデルは約600km、PHEVモデルは1回の給油で1000km以上を想定する。

マツダ EZ-6(北京モーターショー2024)マツダ EZ-6(北京モーターショー2024)

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る