トヨタ、リチウムイオン電池のリサイクルプロセス確立めざす…米国立研究所と共同研究へ

トヨタと米国エネルギー省のアルゴンヌ国立研究所が共同研究開発協定を締結
トヨタと米国エネルギー省のアルゴンヌ国立研究所が共同研究開発協定を締結全 1 枚

トヨタ自動車の北米部門は4月30日、リチウムイオンバッテリーのリサイクルプロセスの確立を目指し、米国エネルギー省のアルゴンヌ国立研究所と共同研究開発協定を締結した、と発表した。研究の焦点は、ニッケル、マンガン、コバルトを含むカソード化学に置く。

このプロジェクトでは、トヨタは使用済みおよび新品のトヨタ製バッテリーをアルゴンヌに提供する。アルゴンヌは、特許出願中のリサイクルプロセスをこれらのバッテリーに適応し、テストを行う。さらに、次世代技術を探求するトヨタの内部組織であるTRINAが、研究を検証するための専門知識を提供する。


《森脇稔》

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