マレリとヘサイが協力、ヘッドライトとライダーを合体…北京モーターショー2024

ライダー統合ヘッドランプ
ライダー統合ヘッドランプ全 3 枚

自動車部品の大手サプライヤーであるマレリと、自動車向けライダー(LiDAR、Light Detection And Ranging)でやはり大手のヘサイ(Hesai)グループは、マレリのヘッドライトデザインにヘサイのライダー技術を統合するための協力を発表した。

【画像全3枚】

この提携により、ヘサイの新型ATXライダーがマレリの自動車照明ソリューションに組み込まれ、車両の安全性を高めつつ、外観や空力特性に影響を与えることなく、手頃なコストで、物体検出をできるようになると期待される。

ATXライダーは、自動車用に設計されたコンパクトでカスタマイズ可能な長距離センサーだ。従来の製品と比較して体積を約60%削減し、ヘッドライトとの合体が容易になった。

マレリの自動車照明&センシング事業のAPAC責任者ピーター・カオは、「ヘサイのライダー技術と私たちのヘッドライトデザインの専門知識とを組み合わせることで、車両の安全性、スタイリングの質を高め、車両のオプション管理を簡素化するソリューションを共創できる」と述べている。

ヘサイの共同創設者兼CEOであるデビッド・リーは、「このヘッドライト・ライダー統合によって、自動車メーカーが車両デザインを犠牲にすることなく、幅広いモデルの車両安全性を向上させるためのライダー技術を搭載できるようになる」と強調した。

マレリの新型ヘッドライトデザインとヘサイのライダーとの統合は、以下のような重要な利点を提供する。

安全性向上:ライダーをヘッドライト内に配置することで、道路と周囲の環境を最適にカバーし、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転機能のための優れた物体検出と測距を実現する。マレリの新型ヘッドライトデザインは、コスト効率の良い車種と高級車モデルに対応する2種類のオプションがある。

シームレスな統合:ATXライダーのコンパクトなデザインにより、車両のスリークな外観と空力特性を維持しながら、ヘッドライトユニット内への効率的な統合が可能だ。これは材料コストの節約にも寄与する。

性能向上:ライダーをヘッドライト内に配置することで、運用中のセンサーを清潔に保つことができ、さまざまな天候条件でセンサー性能を最大化する。

マレリは4月25日から5月4日まで開催される北京オートショー2024(北京モーターショー2024)で、新型ヘッドライトコンセプトとヘサイライダー統合のデモンストレーションを行なう。

《レスポンス編集部》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ エブリイワゴン 新型試乗】快適性がさらにアップ、走りも“頼り甲斐のある”実用ワゴン…島崎七生人
  2. マツダの新型「FRスポーツ」開発始動! 特許公開、次期ロードスターかアイコニックSPか?
  3. 『エブリイワゴン』のロール感を抑えて乗り心地アップ、ブリッツの車高調キット「DAMPER ZZ-R」発売
  4. トヨタ『ルーミー』が10年ぶりの刷新…次期型はハイブリッド化か?
  5. なぜパワーアンプをシート下に集める? スイフトスポーツが追求した「短い配線」と高音質[Pro Shop インストール・レビュー]by サウンドステーション SUBLIME 前編
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る