EV向け電池の内部温度を正確に測定へ、充電速度向上めざす…LGエナジーとADIが提携

LGエナジーとADIがEV向け電池の内部温度を正確に測定する技術の開発を目指して提携
LGエナジーとADIがEV向け電池の内部温度を正確に測定する技術の開発を目指して提携全 1 枚

LGエナジーソリューションは6月5日、アナログ・デバイセズ(ADI)との間で、バッテリーマネジメントトータルソリューションの競争力強化を目的とした覚書(MoU)を締結した、と発表した。

このMoUにより、両社は2年間にわたる共同開発を行うことに合意した。ADIは高性能バッテリーマネジメント集積回路を供給し、両社はEVバッテリーセルの内部温度を正確に測定する技術を共同開発する。この技術は、急速充電技術の発展につながると期待されている。

ADIは持続可能エネルギーを手がけており、インピーダンス測定技術を含む広範な製品ラインナップを持つ。同社の「エレクトロケミカル・インピーダンス・スペクトロスコピー(EIS)」ソリューションは、バッテリーマネジメント集積回路を利用して、制御された周波数でインピーダンスを正確に測定する初のシステムだ。


《森脇稔》

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