アウディも採用、脱輪の危険をセンサーが検知し年間数百件の事故を防止…NIRA Dynamics

NIRA Dynamicsの脱輪防止システム「Wheel Safety」
NIRA Dynamicsの脱輪防止システム「Wheel Safety」全 3 枚

スウェーデンのNIRA Dynamicsは6月11日、同社の「Wheel Safety」ソリューションで年間数百件の脱輪による事故を防止した、と発表した。

同社は、「ルースホイールインジケータ(LWI)」技術を開発した。LWIは2017年から市場に投入され、アウディを含む100万台以上に採用されている。自動車の安全性を向上させる技術として、ソフトウェアによるソリューションを提供し、ホイール紛失のリスクを軽減することが実証されている。

スウェーデンタイヤ安全性評議会の報告書によれば、スウェーデンでは毎年3万件の脱輪が発生し、およそ900件の交通事故を引き起こしている。このことから、安全対策の緊急性は高まっている。NIRA Dynamicsは、LWI技術の普及と成功を活かし、高度なセンサー分析とリアルタイムのドライバーへのアラートを実装することで、この問題に取り組んでいる。

LWIは、車両の既存のホイールスピードセンサーを利用し、ホイールが緩む初期の兆候を検知する。このシームレスな統合および継続監視システムにより、アウディやジーカーといった自動車メーカーにとって、LWIは、費用対効果が高く、簡単に導入できる安全機能となったという。実際にも、車輪脱落の発生率は大幅に減少している。

《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタ『ルーミー』が10年ぶりの刷新…次期型はハイブリッド化か?
  2. ダイハツ「ミラ イース」一部改良、燃費約8%向上と安全性能を強化…109万6700円から
  3. 【スズキ eスカイ 新型試乗】ソツなく仕上がった、あえての「普通の軽」…中村孝仁
  4. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  5. 三菱ふそう、中型トラック『ファイター』新型を発表…日野レンジャーのOEMに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  5. タイヤは「黒いゴム」じゃない! ブリヂストンが明かした性能を決める原材料の秘密
ランキングをもっと見る