ボッシュ、未来のモビリティ技術を発表…自動運転などに新ソリューション

ボッシュの自動運転テクノロジー
ボッシュの自動運転テクノロジー全 3 枚

ボッシュは6月19日、ドイツで開催した「Bosch Tech Day 2024」において、未来のモビリティ技術を発表した。今回の発表では、物流業界向けのデジタルサービスプラットフォームや自動運転支援のためのETASミドルウェア、車内センサー技術などが初公開された。

ボッシュのデジタルサービスプラットフォームは、物流業界が直面する多くの課題に対応する。ドライバーマネジメント、輸送管理、フリート管理、ルーティング&パーキング、金融サービス、サプライチェーンの可視化、燃料・エネルギー・持続可能性など、さまざまなデジタルソリューションを一つのマーケットプレイスで提供する。このプラットフォームは、Amazon Web Services(AWS)と連携しており、ユーザーはコストと時間をかけずに新しい機能を利用できる。

ETASのミドルウェアソリューションは、自動運転システムの開発と運用を支援する。ソフトウェアとハードウェアのアーキテクチャのモデリングや高性能な通信をサポートし、実際のテスト走行を仮想環境で再現することが可能。これにより、物理的なテスト走行の回数を大幅に削減し、安全性を損なうことなく新しい運転機能を市場に迅速に投入できる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  3. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る