リチウムイオン電池向けカソード活物質、サイクル耐久性の目標を達成…米ストラタス・マテリアルズ

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米国のストラタス・マテリアルズは6月26日、EV向けリチウムイオン電池に用いるカソード活物質が、サイクル耐久性の目標を達成した、と発表した。

同社は、リチウムイオン電池用のカソード活物質(CAM)の開発と商業化に取り組む企業。自社開発のLXMO CAM材料が、EV用途におけるサイクル耐久性に関する重要な目標を達成した。

ストラタス・マテリアルズが開発したLXMO含有パウチセルが、初期容量の80%以上を維持しながら、1000回の完全放電サイクルを達成した。これはEV用電池業界全体で一般的な目標となっている。このパウチセルは、標準的なセル設計と電極構造を採用し、天然黒鉛負極と一般的な業界仕様の電解質を組み合わせている。

ストラタスのカソード活物質材料と協調的に機能することで、この高いサイクル特性を実現した。テストグループのセルは、初期容量の82~86%を維持し、80%まで容量が低下するまでに1200サイクル以上持続すると予測されている。同じ1000サイクルの時点で、セルの平均放電電圧は初期値から0.1Vしか低下せず、約97%を維持している。このセルの優れた容量保持性能と電圧安定性は、現在商用化されている多くの材料よりも優れたエネルギー密度維持能力を示している。

ストラタスの製品は、リチウムリッチ・マンガンリッチ(LMR)系のカソード活物質に分類される。LMRカソードは、高エネルギー密度、低コスト、高安全性といった有望な特性を備えていることから、リチウムイオン電池およびEV業界で注目を集めてきた。

《森脇稔》

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