ZFは6月27日、商用車向けの新しいハイブリッドトランスミッション「TraXon 2 Hybrid」を発表した。この技術により、商用車事業者は内燃機関の利点を維持しつつ、CO2排出量を大幅に削減できるという。
ZFは乗用車向けハイブリッド技術の開発経験を活かし、商用車向けの実現可能で費用対効果の高いソリューションを用意している。商用車部門は、さまざまなモビリティに適応できる先進技術を用い、商用車向けの主要な技術開発と生産を行っている。
ZFの強みは、商用車メーカーやフリート事業者の多様なニーズに対応する幅広い製品ラインナップにある。車両モーション・コントロール・システム「cubiX」から新世代電動ドライブのフルレンジまで、グループ全体でイノベーションを創出する能力を有している。これにより、よりスマートで安全かつ持続可能な車両を開発するための魅力的なソリューションを用意できるという。
この強みと幅広い製品ポートフォリオにより、CVS部門は2023年に市場の成長を上回る20%の成長を達成した。